タブレットを使う医者

突然やってくる腰の激しい痛み。立っていることができない程の痛みで生活に支障を来たすこともあるぎっくり腰。

ある治療院の調査では、日本人の8割が経験すると言われています。今回はぎっくり腰にならないための日常生活での5つ予防法と10の原因についてご紹介します。






未然に対応!ぎっくり腰の5つの予防方法とは


1)ぎっくり腰を判断する3つのチェック項目

ぎっくり腰は急性腰痛症と呼ばれ、具体的な診断名ではありません。

細かな原因は、医療機関で診察を受け、どの部分にどのような症状が起こっているかを診察してもらう必要がありますが、取り急ぎ次の3つの項目のどれかにあてはまる方は、

ぎっくり腰の可能性が高いと言われています。

(1)重たいものを持ち上げた直後に、腰に激痛が走る。

(2)身体をひねったり、そらしたりした直後に腰に激痛が走る。

(3)くしゃみや咳をした直後に、立っていられない程の激痛が腰に走る。

2)ぎっくり腰の2つの症状

主に次の2つの症状がぎっくり腰の症状と言えます。

(1)激しい腰痛

(2)腰痛で立っていられない

3)ぎっくり腰になってしまう代表的な10の原因

何気ない動作や行動が、思わぬぎっくり腰を招きます。代表的な10の原因をご紹介します

(1)重い荷物を持ち上げようとしたとき

(2)膝より低い位置の物を、前傾姿勢で取ろうとしたとき

(3)座ったままで、少し手を伸ばせば届きそうな荷物を取ろうとしたとき

(4)くしゃみ、せきこみ(意外に多くの方がこれでぎっくり腰になっています)

(5)同じ姿勢を続けた後で、何気なく次の行動を起こそうとしたとき

(6)階段の昇り降り

(7)寝起き

(8)急激な瞬発力を使う運動(ジャンプ、綱引きなど)

(9)子や孫のおんぶや肩車

(10)ストレス

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4)ぎっくり腰になった時にすぐできる3つの対処法

自宅やその場ですぐ行うことで効果的な行動には次の3つの対処法が有効です。

(1)仰向けに寝て、ひざを丸めた姿勢をとる。

(2)左右どちらかに横向きになり、背中を少し丸めるイメージで寝る。

(3)腰に手をそっとあてて、しばらくそのままでいる(知人などがそばにいれば、やってもらうとなお効果的です。この対処法は、外出先でもすぐに実行できます。)

逆にしてはいけないことは「前かがみで安静にする」ことです。

痛みを発した周辺の筋肉が固定されることで、かえって痛みが増したり、治りが悪くなるおそれがあります。

5)ぎっくり腰への3つの治療法

(1)痛み止め薬の内服

(2)患部を温める

(3)痛みが少し引いてきたら、少しずつ動く(筋肉を解すために適度に動き始める方が早く痛みがひきます)

6)ぎっくり腰への日常生活での5つの予防法

(1)睡眠時間や休養時間を確保する

万病の予防とも言えるのが睡眠時間をしっかり取ることですが、ぎっくり腰の予防も同様です。睡眠時間を確保することで、腰周辺の筋肉を休めることができ、ぎっくり腰の予防につながります。

現代人は多忙な方が多く、睡眠時間の確保が大切だとわかっていても、日々の仕事で十分な睡眠時間が確保できない方は意識的に腰が楽な体制で休養時間を取るだけでも、ぎっくり腰の予防になります。

またストレス解消にも睡眠時間や休養時間の確保は有効で、ストレスに起因するぎっくり腰の予防につながります。

(2)長時間の前傾姿勢をさける

前傾姿勢が続く場合は、適度にゆったりとしたストレッチを取り入れる。前傾姿勢は知らない間に腰へ負担をかけています。

その姿勢からのふとした行動が、思わぬぎっくり腰を招きます。前傾姿勢がある程度続いたら、そこからゆったりとした動作で、身体を伸ばしていくなどのストレッチをすると効果的な予防になります。

(3)荷物を持ち上げたり運ぶときは、太ももの内側など下半身の筋肉を意識する

腰に負担のかかる典型的な動作が、荷物を持ち上げたり運んだりするときです。どうしても腕力だけで持ち上げたり運んだりすると、腰に負担がかかります。

太ももの内側などの下半身の筋肉を使う意識をするだけでも、腰への負担が軽減し、ぎっくり腰の予防になります。

(4)日常の何気ない行動にも、ひと呼吸おいてから行動する

くしゃみ、せきこみ、階段の昇り降りなど、まさかこんなことで・・・という理由でぎっくり腰になる方も多くいます。

日常の何気ない行動でも、身体に少し負担がかかりそうな行動をするときは、意識してひと呼吸置くと、身体の筋肉が準備体制となり、ぎっくり腰の予防につながります。

(5)食べ過ぎない、飲み過ぎない

食べ過ぎや飲み過ぎは、胃や肝臓に負担をかけ、その負担を腰周辺の筋肉がカバーしようとして、腰に思わぬ負担をかけていたりします。

また胃に食べ物が多く入ると、身体が知らない間に前傾姿勢になっていたりして、腰に負担をかけていたりします。

また食べ過ぎや飲み過ぎは、睡眠に支障を来たし身体が休まらない原因にもなります。身体が休まっていないと、ぎっくり腰を発するリスクが高まります。

したがって、食べ過ぎや飲み過ぎをしないだけでも、ぎっくり腰の予防につながります。






今回のまとめ

1)ぎっくり腰かどうかの3つのチェック項目

2)ぎっくり腰の2つの症状とは

3)ぎっくり腰になってしまう代表的な10の原因とは

4)ぎっくり腰になった時にすぐにできる3つの対処法とは

5)ぎっくり腰への3つの治療法

6)ぎっくり腰への日常生活での5つの予防法