自宅のベッドで体調の悪い女性

「最近、朝起きると背中が痛い」と思ったら、背中のどの場所が痛むのかを把握して下さい。一口に「背中が痛い」と言っても痛む場所によって原因は様々だからです。

今回は、朝起きると背中が痛いその原因を探るとともに、背中の病気の可能性などを検証します。



朝起きると背中が痛い!可能性のある10種の病気と対処法


1) 朝起きると背中が痛い・・考えられる3種類の症状

(1)筋肉疲労・筋肉痛

「背中が痛い」時の一番多い原因は「筋肉疲労・筋肉痛」でしょう。それでも軽度から重症まで程度によって痛みも回復具合も違うので侮ってはいけません。

(2)神経からくるもの

背中が痛い時に、同時に胸が苦しいとか呼吸すると苦しいなどの症状がある時、「肋間神経痛」の可能性があります。

(3)骨にヒビもしくは骨折

背中が痛いうえに呼吸をしたらさらに痛むーこんな時は肋骨(あばら骨)にヒビが入っているか骨折している可能性があります。また、背中が痛いうえに下半身がしびれている、腰痛があるなどの場合は背骨(脊柱)が折れている可能性もあります。

2)なぜ痛むのか?朝起きると背中が痛い場合の原因とは

(1)肩の周辺が痛む

実は背中が痛い原因で一番多いのが肩こりから来るものです。肩と背中の筋肉は隣り合っているので、肩への痛みの負担がそのまま背中に直結するからです。

(2)背中の左側、右側が痛い

背中の左側や右側が痛い時は、その場所によって様々な病気の可能性があります。

3)症状が続く場合には疾患の疑いが!考えられる主な10種類の病気

(1)背中の左側が痛い場合

・胃炎

・神経性胃炎

・膵炎

・胃潰瘍

・狭心症

・心筋梗塞

(2)背中の右側が痛い場合

・肝炎

・急性肝炎

・胆石症

・胆のう炎

などの病気の可能性が考えられます。背中の片側の痛みが続く時は病院で検査をして下さい。

Women undergoing examination in gynecological

4)応急処置を!自宅でできる4つの対処法とは

背中が痛いもののそれが内臓疾患の病気でない場合、原因は様々です。自宅でできる背中の痛みの対処法を紹介します。

(1)朝起きた時に痛い場合はストレッチ体操をしてみる

朝起きた時に背中が痛い場合、肩と背中を伸ばすストレッチをしてみましょう。

・片腕のひじを曲げて頭の後ろに回す

・もう片方の手で肘をつかみ、下に向かって力をかける

・深呼吸しながら10秒間その姿勢をキープ

・反対側も同様に行う

(2)適度な運動を心掛ける

背中の痛みを防ぐためには、適度な運動をして筋力つけることが大切です。ウォーキングやストレッチなどなど、無理のない運動を生活の中に取り入れましょう。ただし、過度な運動は逆効果になるので注意しましょう。

(3)正しい姿勢を保つ

正しい姿勢を身につけることで背中への負担が減り、背中の痛みを予防できます。耳・肩・胸の中央・股関節・ひざ・くるぶしが横から見た時に一直線上にあり、背骨が自然なS字カーブを描いている状態を意識しましょう。

(4)休憩をこまめにとりながら仕事をする

デスクワークなど、同じ姿勢で長時間の作業などをする場合、こまめに休憩をしたり、姿勢を変えたりして、同じ姿勢を長時間続けないように心掛けましょう。1時間に1回は椅子から立ち上がりストレッチをしたり歩いたりして体を動かしましょう。

5)気になる場合は専門家へ!試したい検査方法とは

(1)背中が痛くて内臓の病気の可能性が考えられる場合

背中が痛くて内臓の病気の可能性が考えられる場合は、総合病院へ行き検査をしてもらいましょう。例えば膵炎が疑われる場合は以下のような検査をします。

・問診の後、血液検査をする

・尿検査、胸腹部X線検査、CTスキャン、超音波検査などを行う。

これにより良く似た症状の病気(胃潰瘍、腸閉塞等)と区別をする

(2)背骨のずれや歪み・骨折などが疑われる場合

背骨のずれや歪み、骨折などが疑われる場合は以下のような検査をします。主に骨の状態を確認する「X線撮影(レントゲン)」によって診断します。ほかにもCTスキャンやMRIで、骨折部分や神経・脊髄をより詳細に観察することもあります。

Stethoscope in hands

6)病院で行われる可能性のある治療方法とは

背中が痛い場合の治療方法は大きく分けて㈰保存的療法㈪外科的療法の2通りがあります。

(1)保存的療法

保存的療法とは、体を切開したり穴を開けるなどの外科的治療を行わない治療方法です。種類や内容は様々ですが、総称して「保存的療法」と呼びます。組織や臓器そのものや、それらの機能が失われずに”保存”される治療法です。

(2)外科的療法

外科的療法とは、患部を切開して様々な処置を施す方法です。手術が該当します。

7)日常から改善を!朝起きると背中が痛い症状への5つの予防ポイント

背中が痛い場合の、日常生活での予防ポイントを5つ紹介します。

(1)運動不足を解消する

(2)姿勢を良くする

(3)ストレスをためないようにする

(4)食生活の乱れを改善する

(5)早寝早起きなど規則正しい生活を送る



今回のまとめ

1) 背中が痛い時、それは㈰筋肉疲労・筋肉痛、㈪神経からくるもの、㈫骨にヒビもしくは骨折している可能性に分けられる

2) 背中が痛い、その原因は様々で㈰肩の周辺が痛い、これは筋肉疲労による肩こりが大きな原因で㈪背中の左側、右側が痛い時はその場所によって様々な病気の可能性がある

3) 背中が痛い時の考えられる病気は、背中の左側が痛い場合は、胃炎や神経性胃炎、膵炎、胃潰瘍、狭心症、心筋梗塞など、右側が痛い場合は肝炎や急性肝炎、胆石症、胆のう炎などの病気の可能性が考えられる

4)背中が痛い場合自宅でできる4つの対処法は

5)背中が痛い場合への検査方法とは

6)背中が痛い場合への2つの治療方法は㈰保存的療法㈪外科的療法の2通りがある

7)背中が痛い場合の日常でできる5つの予防ポイントとは