女性の腰の施術を行う男性の整体師

ぎっくり腰、あるいはびっくり腰といえば、西洋では昔から 魔女の一撃 とも言われるほど強烈な痛さで有名です。

それも30代から40代に多く発生するなど、加齢とは関係ない症例のひとつです。今回はぎっくり腰の考えられる原因対処法をお伝えします。






ぎっくり腰の3つの原因!予防のポイントとは


1)ぎっくり腰の3つの症状

急性腰痛症、あるいは 腰椎捻挫 というのが ぎっくり腰 に付けられた医学症状名。ぎっくり、はその名の通りいきなり刺すような痛みが走り、体が動かせないほどの状態を言います。その特徴を3つ記載します。

(1)なんの前触れも無く、いきなりやってくる

最近は、30代や40代で新米パパになる男性が少なくありません

初めての赤ん坊を抱っこしようとした際に、ガクっと膝を折ってへたり込むケースは意外にも多く、これがきっかけで重いものを持つことに警戒心を抱く男性は少なくありません。

特徴の一つ目は、いきなりやってくる症状ということです。腰に痛みが走った場合、通常は一日中体が動かせない状態に陥ります。前屈み、すなわち背中を曲げた姿勢が楽になる人が多く、そのままの体で整形外科に駆けつける患者がほとんどです。

(2)再発する

厄介なのは、数日間で痛みが消えたと思ったら、1年後再び痛みが発生する、ということがよくあること。

慢性的に痛みが残る場合は、激痛ではありませんが軽い疼痛が常に走るようになります。すっきりと一度で治癒し、二度とぎっくり腰にはならない、ということはまずないと考えた方が良いでしょう。

(3)むくみ、が表れる

医学用語で言うところの、浮腫 ふしゅ が腰回りに発生することをいいます。一般的にはむくみ、と言いますが、血管内の液体が血管の外にはじき出されることです。

この液体を詳しく説明すると、細胞と細胞の間を取り巻く組織間液と呼ばれるもの。

血管の先に非常に細い毛細血管が体の隅々まで伸びていますが、この血管は新鮮な養分や血液、酸素などを送り、老廃物や二酸化炭素を回収する役割です。

ところが、回収作業がうまくいかないと、浮腫として残ってしまい、むくみが生じます。

2)ぎっくり腰の3つの原因と対処法

ぎっくり腰の原因は、未だわかっていません。ただ、腰椎がほんの少しずれることで、神経に触れる状況になることははっきりしています。

腰椎は脊椎、つまり背骨を指します。首からお尻まで椎骨と呼ばれる拳のような形の骨と、椎骨と椎骨の間の椎間板というクッションがあることは知られていますが、腰椎は、腰骨の上5個分の範囲です。

(1)神経が下半身に向かって伸びている、腰椎を知ろう

誰もが痛い、と感じる原因は、神経の線に何かが触れているからです。首からお尻にかけて椎骨は縦に連なっていますが、神経ははじめは椎骨の中に隠れています。これを脊髄といいます。

ところが、腰椎から下になると、神経は木の根のように下へ下へと何本も枝分かれして、腰椎の隙間を通り抜けていきます。これを神経根と呼びます。

つまり、腰椎から下、腰骨から太もも、足の先にかけて神経が伸びているため、腰椎の何番目と何番目の間から伸びるどの神経がやられたというのが解れば、右足の太ももも痛い、左足の付け根が痛い、などという症状が理解できます。

つまり、腰椎のずれによって、どの神経根がいたずらしているのか、がわかるため、ぎっくり腰かそうではないのかが判別できるわけです。

ですから、ずれるとはいっても、この5個のどの部分なのか、右か左か、あるいはその向きはどうか、と人によって全く異なります。

ipadを使用するドクター

(2)体を動かさないと、動物に戻ってしまう

地球が生まれて生命が誕生したのは、38億年前。ヒトの誕生は7,000万年前と言われます。海から誕生した生物が陸に上がり、四つ足から二足歩行をするまでの途方もない時間を考えると、ヒトの進化は非常に短期間であることがわかるでしょう。

ちなみに、ヒトの神経は面白い方向線になっているのをご存知でしょうか。両手両足を地面に着けた格好をしてみてください。

首からお尻にかけて、縦に輪切りにしていくと、見事に神経が列をなしていることがわかります。そして、人間の両手両足の解剖図では、筋肉が斜めに走っているのをみたことがあるはずです。

あれは、この四つん這いの格好にすれば、筋肉、つまり神経根が上から下へと輪切り方向に伸びているのがわかるのです。

同じ姿勢でいることは、筋肉をカラダの一部だけ使っていることを示します。ヒトのヒトである理由は二足歩行です。ですから、歩くことが全身の筋肉を発達させることにつながります。

(3)カラダに合った服、靴を着用する

大事なことの3つ目は、意外にも身につけるものに関係します。美容外科や審美歯科といったクリニックでは、ヒトのカラダの一部を矯正することが可能です。

ですが、理にかなった体つきでなければ、健康を害します。女性の場合、きつすぎる下着は、カラダに負荷をかけてしまいます。

男性でもカラダにフィットしないダブダブのジャケットを羽織っている人、底の極端に厚い靴を履いている若い女性、こうした人たちは、ファッションのつもりで着こなしていても、自然とカラダは無理強いされてしまいます。

大き目の服を着ている人は、どうしても背中が丸くなりがちです。また、小太りの人ほど、ダブダブのスーツを選ぶものです。実はこれが逆効果なのです。

カラダを細く見せる洋服を着ることで、人は姿勢に気をつけようと脳が働き始めるのです。サンダル履きだとだらしない歩き方になりますが、革靴だとそうはいかないでしょう。人間の骨格は、意識して正そうとしても難しいのですが、服装や靴でビシッと緊張感が保てるのです。

姿勢が悪い原因、それは服のせいかもしれません。

3)ぎっくり腰への日常生活での予防ポイント

ぎっくり腰にならないためには、何をすれば良いのでしょうか。それは医学書や健康に関する書物やサイトなどで、山ほど取り上げられています。

(1)習慣に運動を取り入れる

大事なことは、日々の習慣にしてしまうことしかありません。日々車を運転する人に、いきなり歩いてください、と言っても無理な話でしょう。

エレベーターではなく、階段を使いましょう、と言っても、タワーマンションに住む人には無理な話ではないでしょうか。

ならば、こういう方法があります。一日必ず20分は歩く目標を立てます。そしてそれをひと月続けたら、自分にご褒美を上げるのです。

(2)周知させることで自制に

家族がいる人は、家族の前で宣言してください。姿勢良く歩く、一日10分ストレッチをする、5㎏痩せる、ウエストを85から78に落とす、などとにかく目標を決めて、習慣化させます。

できれば、痩せたらあのブランドの服を買って、みんなで食事に行こう、などと家族や友人を誘います。こうした証人を巻き込んで脳に命令させることで、日々の予防につながっていくのです。






今回のまとめ

1)ぎっくり腰の原因はわかっていません

2)ぎっくり腰の特徴は、突然来ること、再発すること、むくみが出ることです

3)ぎっくり腰の原因、腰椎から神経根が伸びています

4)神経に何かが触れると、痛みが発生します。その原因の一つは筋肉の痩せ、です

5)歩くことで、ぎっくり腰は和らぎます