女性の医師に資料を見せる男性ドクター

生理中に腰が痛い!そうなって、辛い思いをされている女性もいらっしゃると思います。

生理中に起こる腰痛の原因をはじめ、専門家でできる治療や自宅でできる対処法、また、そんな辛い腰が痛い症状を日頃の生活習慣から改善していくポイントなどをお伝えします。






生理中に腰が痛い!効果的な6つの対処法とは


1)整理中に腰が痛くなる2つの原因

生理前の腰痛は、ズンと重い感じがします。この、腰に感じる重い痛みのために、立ったり座ったり、歩いたりなどの日常の動きにも支障が出る女性も。

個人差はありますが、生理が始まると軽くなったり全くなくなったりする人もいるようです。

(1)PMS=月経前緊張症

生理前になると、経血を排出するために骨盤が開いてきます。その際にリラキシンというホルモンが分泌され、そのホルモンが関節を緩めることで腰に負担がかかりやすくなってしまいます。

(2)月経困難症

生理前・生理中には、子宮の収縮を促す働きをするプロスタダランジンというホルモンが分泌されます。

それには痛みを強める作用があり、腰痛が起こってしまいます。

2)生理中の腰の痛みへの6つの対処法

(1)体を温める

骨盤内で血行不良が起こることによって痛みが増すのでなるべく体を温めて血の巡りを良くすることを心がけましょう。

腹巻きをする、カイロなどで温めるという方法や、冷たい飲み物を避け、生姜など体を温める食べ物を取る、という方法などがあります。

(2)体のゆがみを治す

骨格のゆがみが全身の血行不良の原因となることがあります。整体で骨盤矯正をしたり、骨盤体操をしたりなど、体のゆがみを改善することで血のめぐりを良くします。

(3)ツボ刺激

・三陰交(足の内くるぶしから指4本上)

・血海(膝の皿の内側、指3本程度上)

・気海(へそから指2本真下)

・関元(へそから指4本真下)などが生理の不快症状の共通のツボです。

(4)お灸

自宅で手軽にできるものが多数販売されていますので、生理痛対策にお灸を取り入れる女性が増えています。やはり体を温めて血流を良くする目的は他の対策と同じです。

(5)市販の鎮痛薬

あまり薬に頼りたくないという方もいますが、痛みを我慢しすぎるのも体には決して良くありません。賢く利用することをおすすめします。効き目や副作用などに心配がある方は薬剤師さんに相談してみると良いでしょう。

種類もたくさんあります。いざというときのために自分に合った市販薬を探しておきましょう。

(6)セルフマッサージ

体を温め、筋肉をほぐすことで痛みを和らげます。お腹に円を書くようにさする、腰をさする、ふくらはぎを下から上に手のひらでさする、などという方法で自分が気持ちいい程度に行います。

Side view of a male physiotherapist examining woman's back in the medical office

3)生理中の腰の痛みへの3つの治療法

(1)産婦人科を受診

生理痛が辛い場合、一度は産婦人科を受診してみましょう。もし重大な疾患が隠れている場合の早期発見にもつながります。問診をはじめ、超音波での子宮検査、血液検査、尿検査、おりもの検査などによって、原因を調べます。

(2)低用量ピルの処方

ピルは、服用することで疑似的に妊娠した状態を体の中につくり、排卵を抑える効果を持つ薬です。その作用によって、避妊だけでなく、生理痛やPMSの緩和を目的として使用します。

副作用が出ることがあります。婦人科の医師とよく相談のうえ、服用していくことが大切です。

(3)漢方薬

「加味逍遥散」(かみしょうようさん)、「桂枝茯苓丸」(けいしぶくりょうがん)が代表的です。自然生薬なので体に優しく副作用の心配が少ないということで、生理痛対策に選ばれています。

また、体のバランスを整え体質の改善を行うため、辛い症状の根本的な改善も期待できます。自然治癒力が高まり、生理痛になりにくい体の状態になるとも言われています。

自己判断で使用せず専門の医師に生理痛の症状に合わせて処方してもらうことが大切です。

4)生理中の腰の痛みへの4つの予防ポイント

(1)食生活

避けた方がいいもの

・甘いもの、お菓子類・・・胃腸の負担減る、植物性油が生理痛の原因に。

・コンビニ食・ファーストフード・・・油や添加物のとりすぎにつながる。

・肉など動物性食品・・・子宮を収縮させる「プロスタグランジンE2」を過剰分泌させる原因になることも。

積極的に摂取したいもの

・豆製品・・・イソフラボンがホルモンバランスを整える働き。

・根菜・・・体を温める効果。

・生姜・・・体を温める効果、冷えの改善。

・玄米・・・白米の数倍のビタミン・ミネラルが含まれる。

また、極端なダイエットは体を栄養不足にし、女性ホルモンの生成を妨げます。

(2)適度な運動

運動不足は生理痛の原因となります。無理をせず、適度に体を動かすことが大切です。

日頃から、少しでも歩くことを心掛ける、ヨガやストレッチを習慣にしてみる、などできることを取り入れてみましょう。

(3)睡眠不足の改善

私たちの体は、睡眠中にバランスの調整を行っています。生理痛と関係の深い女性ホルモンも、睡眠中に生成されることがわかっています。また睡眠不足になると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、

自律神経のバランスも崩れます。日頃から睡眠の習慣を整えておきましょう。

(4)リラックス・ストレス解消

ストレスは、あらゆる体の機能を低下させることがわかっています。特に自律神経や血流への影響は、生理痛にとって大敵となりますね。

ストレスの多い現代社会において、受けたストレスを溜めずに上手に解消してあげる事が、生理痛にとっても重要となります。

自分なりのリラックス法を見つけて実践してみましょう。

好きな映画を見る、好きなアロマをたく、お風呂にゆっくりつかる、スポーツを楽しむ、など、何が自分をリラックスさせるかを知っておくことです。






今回のまとめ

1)生理前から重いような痛みが

2)生理中の腰痛はホルモンの働きが影響

3) 生理中の腰の痛みへの対処法とは

4) 生理中の腰の痛みは産婦人科受診が必要なことも

5)生理中の腰の痛みを生活習慣で予防