カルテに記入をしながら問診を行う医者

ぎっくり腰と聞いて心当たりのある方も多いのではないでしょうか。実際に、最近では発症される方も多いと言われています。どのような症状がぎっくり腰と言えるのでしょうか。

今回は、このぎっくり腰の原因や、対処法、ツボ押しなどをご紹介します。



突然のぎっくり腰の5つの症状!3つの前兆とは


1)ぎっくり腰とは何か

(1)ぎっくり腰=急性腰痛

ぎっくり腰は、いわゆる俗語で私達に分かりやすいように言われているのですが、正式には、「急性腰痛」、「椎間捻挫」と呼ばれています。

ぎっくり腰と言われるようになったのは、実際に発症する時に、「ギク!」と言うような音がすると言われているからといのも一つです。この時の痛みは、激痛を生じるようです。

(2)主な原因

原因と言われているのは様々ですが、主に、「筋肉疲労」「骨のゆがみ」「腰への急激な負荷がかかること」が原因です。

この中には、普段私達の日常生活に潜む事が沢山あり、誰でもいつでもなり得る可能性を秘めていると言えるでしょう。

仕事中のちょっとした動作、家事などそれほど負担にならないような動作でも、ぎっくり腰になることがあります。

2)ぎっくり腰の5つの主な症状

(1)突然起きる激痛の症状

ぎっくり腰と言えば、大部分は急激に力を入れたり、腰を曲げたり、かがめたりすることで突然起きる激痛です。必ずしもいきなり激痛が起こるとは限らないようです。

(2)次第に強くなる症状

最初は、違和感程度で、次第に痛みが強くなるタイプのぎっくり腰もあります。

(3)くしゃみだけでも強い痛みが伴う症状

一旦症状が出始めると、歩行や運動はおろか、くしゃみや咳をしたり寝がえりをうったりするだけでも強い痛みが起こることもあります。

この時は、腰への負担を減らすべく、横になって安静にすることを第一にしましょう。

(4)癖になる症状

一度ギックリ腰になると、癖になる。これは、発症した経験がある方は実際に経験されているようですが、一回発症した経験の辛みから、気をつけているつもりでも、再発することがあります。

例えば、主婦のかたで、家事など、行動パターンが決まっているが故に、同じ場所に負荷がかかりやすく、ギックリ腰になりやすい症状に陥ります。

(5)腰を必要以上にかばうことで他の箇所に痛みが生じることも

また、逆に痛みが起こった個所をかばうような動作、姿勢を取り続けていると別の身体の箇所に負担がかかってしまい、今でも症状が出なかった箇所に不調が出ている事もあります。

3)ぎっくり腰の主な3つの前兆

予防は、難しいぎっくり腰。外出先や、仕事先で発症してしまうと誰も助けてくれるような人がいないなどを考えるとぞっとされる方も多いでしょう。実際に、ぎっくり腰の前兆はあるのでしょうか。

(1)骨盤の周囲に痛みを感じ、違和感がある場合

ギックリ腰の前兆としてまず挙げられるのが、腰や骨盤周辺の違和感です。例えば腰が重い感じ、痛み、引っ張られた感じがする、お尻が痛いなどの症状が現れたら、ぎっくり腰になる危険性が高い状態になるようです。

(2)寝がえりを打つと腰が痛くなる

ぎっくり腰になると必ずしも激痛が起きる事がない場合もあり、じわじわ痛みが強くなるケースも少なくないです。寝がえりやちょっとした身動きだけでも腰に痛みが生じる場合が起きる、時間の経過とともに痛みが次第に強くなる可能性が高いようです。

(3)寒い日に痛みを感じる、足の裏に痺れを感じるケース

身体の冷え症による血行の悪化と、ぎっくり腰の原因の一つになり得ると言われています。そして、身体が冷えると、心臓からもっとも遠い足から症状が起きます。

寒い日や起きた時に足のしびれや、違和感の場合もぎっくり腰の危険度大です。

At the doctors office

4)ぎっくり腰になったら試したい2つのツボ押し

ぎっくり腰になったら、こんなツボで対処してみましょう。

(1)腰腿点

手の甲の薬指と、小指の交わるあたり、中指と人差し指の骨が交わるあたりの2か所を反対側の親指で2分程、マッサージします。

(2)後稽

手のひらの側面、手を振ると小指の下に出来る出っ張りあたりを反対側の親指で強く押します。

5)ぎっくり腰への2つのNG対処法

(1)発症直後に温める行為

ギックリ腰の大敵は、実は冷えと言われますが、実際に症状が現れた時には、患部を温めるにはNGのようです。患部を温めると血管が膨張して、痛みをより強く感じるようになっていきます。また、生体反応が活発になり、症状が広範囲に広がる原因になります。

(2)過度なマッサージ行為

また、ギックリ腰になった時には、安易に患部を動かすと神経を傷つけ症状を悪化させることがあります。無理やりマッサージをしないようにしましょう。

6)急なギックリ腰になった時には

(1)サポーターを使用して安静に

安静にして、ギックリ腰専用のサポーターが便利です。出来るだけすぐに横になり、患部を固定して、極力動かさないようにしましょう。

(2)発症直後は患部を適度に冷やす

また、患部を冷やすことも、対処に繋がります。冷やし過ぎには気をつけながら、安静にします。患部の生体反応を遅らせて広がるのを食い止めます。また、やはり、整形外科に早めに相談しましょう。



今回のまとめ

1)ギックリ腰は、腰に負荷がかかることで起きる症状。誰でもなり得る症状です。

2)予防は日頃の生活姿勢に左右されます。普段から意識しておくことも必要です。

3)一度なったら、繰り返します。特に注意しましょう。

4)温めるのはNG。なるべく冷やして、整形外科に相談しましょう。