ベッドの上で休む体調不良の女性

日常生活を送る中で、あなたは首と肩の痛みが出てきて生活の動作などに支障が出たことはありませんか。

今回の記事では、首と肩の痛みの原因・症状や痛みが続く場合に考えられる病気、痛みが気になる場合にすべき治療法などを紹介していきます。



首と肩の痛みの2大原因!症状・治療・予防方法とは


1) 首と肩が同時に痛くなるメカニズムとは

首は頭部の重さを支えながら、上下左右など複雑な動きをコントロールしているので、大きな負担がかかります。

また、肩の関節も頭部と手を支えており運動範囲も広いので、場所的にも脳に近い分痛みの症状が脳に出やすいといわれています。

2) 首と肩が同時に痛みの出る2大原因

(1)筋肉疲労

寝違いなどからであれば痛めている場所が、筋肉の疲労による炎症から首と肩の痛みの原因となっている可能性が考えられます。

(2)病気

偏頭痛を持っている人は、主症状として頭でなく首や後頭部に痛みを発症します。また、頚椎症などを発症することで首と肩の痛みを発症する原因になることがあります。

3) 首と肩の痛みが続く場合に考えられる4種類の病気

(1)関節リウマチ

関節リウマチは、免疫異常により関節の腫れや痛みなどから関節の変形をきたす病気といわれています。症状は関節リウマチが首や肩にできることで、関節の腫れや痛みを発症します。

また、炎症によっては関節付近の軟骨や骨が壊れることで変形し可動範囲が狭くなることがあります。

(2)頚椎椎間板ヘルニア

椎間板が飛び出ることで発症し、主に加齢が原因になります。また、仕事などで姿勢が悪いことが原因でも発症します。

症状は首や肩の痛み、しびれがあり、脊椎にいくことで歩行障害が出ることがあります。

(3)顎関節症

顎関節症は、顎関節部や咀嚼筋の痛み、顎運動異常を主な症状とする疾患群の総括的診断名です。症状としては、あごを動かした時に痛むや開口障害などがあります。

あご周辺だけでなく、頭痛や首、肩の痛みなど全身におよぶ痛みを発症することがあります。

(4)外傷性顎関節炎

転倒など外傷を負うことで、顎関節が炎症することで発症します。症状は、あごを動かす時の痛みや炎症によって首や肩も痛むことがあるようです。

Doctor doing neck adjustment

4) 首と肩の痛みへの4つの対処方法

(1)姿勢

姿勢が悪いことで骨の並びが変形し神経を圧迫して、痛みを発症することがあります。デスクワークなどの作業では、長時間悪い姿勢を取り続けずに正しい姿勢でいることなどが、痛みの対処法になります。

(2)ストレッチ

ストレッチにより酸素や血液を筋肉に流すことが、痛みを和らげることに効果があります。寝る前や仕事の休憩時間などは、こまめに正しいストレッチを行なって痛みに対処しましょう。

(3)湿布

痛みを和らげる道具として湿布があります。冷湿布は痛みがあり熱がある場所などに使用し、温湿布は腕が上がらないなどの症状に使用するなど湿布を症状に合わせて使い分けることで、痛みに対処することができます。

(4)病院へ

首と肩の痛みの原因が、リウマチなどの病気を発症している可能性があります。少し動いただけで激痛が走るなどの症状が見られるようであれば、病院を受診することが有効な対処法になります。

5) 痛みが気になる場合にすべき検査方法とは

形成外科などで行われる検査方法について紹介します。

(1)問診

患者に対してどのような症状があり、いつから症状があるのかなどを質問します。

(2)レントゲン(単純X)線検査

レントゲン検査では、慢性の進行している関節炎であれば検査をすることによって異常を発見することができます。検査結果も当日説明を受けることができるというメリットがあります。

(3)MRI検査(CT検査)

磁気を使用して人体の断面図を撮影する検査方法です。MRI検査を行なうことで、レントゲン検査で診断ができない初期の異常を診断することができます。

(4)血液検査

血液検査では、血液の成分を検査することにより病気を発症していないかを検査します。採取した血液成分から、慢性関節リウマチであればリウマトイド因子の陽性や、痛風であれば血清尿酸の上昇など判断できます。

(5)関節液の検査

関節液を採取して検査を行ないます。化膿性関節炎であれば肉眼で混濁が見られ、痛風では尿酸の結晶が見られるなどを知ることができます。

MRI machine is ready to research in a hospital

6) 痛みが気になる場合にすべき治療方法とは

頚椎椎間板ヘルニアの場合の治療方法を紹介します。

(1)保存療法

保存療法には、安静治療、姿勢矯正、薬物療法、ブロック注射、生活改善、理学療法などがあります。これらの治療は、腰などの負担を最小限に抑えて、筋肉の炎症が引くのを待つ目的で行われます。

ただし、継続的に行なっても改善が見られない時は手術を行うこともあります。

(2)ラブ法切開手術

全身麻酔を使用して行なう手術方法です。ヘルニア全体を摘出する手術法で、神経損傷などの合併症を発症する恐れがあります。

(3)内視鏡摘出手術

皮膚から細い管を、椎間板の中に入れて内視鏡による確認をしながらヘルニアの断片をレーザー照射して気化する手術です。

ヘルニアの断片のみを内視鏡による画像を確認しながら施術できるので、切開手術に比べて合併症の恐れは少ないといわれています。

7) 首と肩の痛みへの4つの予防習慣とは

(1)食習慣

食事からの栄養摂取により骨や関節を丈夫にすることは、首や肩の痛みの予防になります。

骨や関節を丈夫にするには、タンパク質やビタミンD、ミネラルなどの食品をバランスよく摂取することが、丈夫にすることにつながり痛みの予防に効果があります。

(2)生活習慣

前のめりの体勢で長時間いることなどは、筋肉や関節によけいな負担がかかり痛みに良くありません。日常生活から背筋を伸ばし、姿勢を正しくしていることは首や肩の余計な負担を減らし痛みの予防に効果があります。

(3)睡眠習慣

睡眠不足は疲れがたまりやすくなるだけでなく、ストレスを感じやすくなるなど首や肩の痛みに良くありません。日常生活では、睡眠はきちんととり疲労解消などで首や肩の痛みを予防するようにしましょう。

(4)運動習慣

血流の悪化は、首や肩の痛みに良くありません。日常生活で適度な運動をすることは、血流改善に効果がありストレス解消にもなるので首や肩の痛みの予防に効果があります。



今回のまとめ

1) 首と肩が同時に痛くなるメカニズムとは

2) 首と肩が同時に痛みの出る2大原因

3) 首と肩の痛みが続く場合に考えられる4種類の病気

4) 首と肩の痛みへの4つの対処方法

5) 痛みが気になる場合にすべき検査方法とは

6) 痛みが気になる場合にすべき治療方法とは

7) 首と肩の痛みへの4つの予防習慣とは