Physiotherapist giving leg massage to a woman

ふくらはぎに痛みや違和感をもったことのある人はいると思います。ふくらはぎのしびれや痛みは思いがけない病気のサインの可能性があります。今回はふくらはぎがしびれる場合の原因・病気の可能性・対処方法をお伝えします。



ふくらはぎのしびれが痛い!考えられる4つの病気と対処法


1)種類の解説!ふくらはぎがしびれる3種類の症状とは

(1)感覚がにぶくなる

熱さや冷え、痛みを感じる感覚が通常よりにぶくなります。触ったりした際にいつもより触った感覚がない場合は感覚が低下していることになります。

(2)運動麻痺

歩いたり走ったりするときに違和感を覚え、運動がしにくくなります。動かしにくく、力が入れにくくなるのが特徴です。

(3)一時的な痺れ

一時的に足を動かすことができなくなります。但し、時間が経つとこの痺れがなくなっていくことがほとんどです。

2)なぜ起こる?ふくらはぎのしびれの2大原因

(1)神経の異常

体中のいたるところに神経が存在し、その神経の異常によりふくらはぎの痺れを感じる場合があります。神経が体中でつながっているのでふくらはぎの痺れの原因となる神経は足だけとは限らずときには脳神経が原因の場合もあります。

(2)血管の異常

血管に異常があり血流の流れが悪くなることで痺れを伴う場合があります。血管の異常の場合のしびれは左足や右足に関わらず、様々な場所に痺れが生じる場合がほとんどです。次の日には違う部位が痺れたりすれば血管の異常の可能性が高いです。

3)応急処置を!症状への対処方法

(1)体を温める

しびれは血流の流れが悪くなっているためおきている場合があります。無理のない程度でジョギングや15分ほど35~38度ほどの湯舟につかることで体全体が温まります。

(2)ストレッチ

無理な姿勢で睡眠をとる、同じ姿勢で長時間デスクワークすることで一定の神経が圧迫されてしびれが生じる場合があります。しびれの部位を中心にストレッチで伸ばすようにしましょう。

(3)病院での診察

しびれが時間が経っても消えない場合は病気の場合があります。神経外科医または外科等で診察をし、専門家に原因を調べてもらいましょう。

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4)症状が続く場合に・・想定される4種類の病気とは

(1)脊柱管狭窄症

脊椎の中にあり、椎体、椎間板、椎間関節、靱帯で囲まれたトンネルのことを脊柱管といいます。腰の脊椎管の中の腰髄、そこから出て足に行く馬尾と呼ばれる神経が圧迫を受けることがこの病気の発症の原因となります。足の片方がしびれ、足の裏まで痺れを感じるという特徴があります。

(2)頸椎間板ヘルニア

加齢などにより椎間板が変形して、中央にある髄核が脱出して、それを椎間板ヘルニアと呼びます。ヘルニアにより圧迫された神経根に影響されてしびれや痛みがおこります。症状によってはつま先で歩くなどのことができなくなります。

(3)閉塞性動脈硬化症

血流障害の病気であり、特徴にふくらはぎだけでなく、太もものしびれや感覚の低下があげられます。また、歩行するたびに痛みを伴う場合があります。

(4)脳梗塞

脳への血管が詰まることで血流が悪くなり、酸素や栄養が行きわたらなくなることで脳細胞が壊死してしまいます。そのため、体の片側が麻痺してしまうことがあります。症状が悪化すると命にもかかわる病気です。

5)治らない場合は専門家へ!病院での検査方法

(1)MRI

磁気と電磁波によって患者の体を画像解析する検査です。詳細に色々な方向から断面画像を見ることができるため、CTでは判明しにくいような梗塞も調べることができます。保険がきいても費用は1万円近くするため検査前には医師に費用を確認した方がよいでしょう。結果はすぐにでます。

(2)CT

X線を照射して、コンピューターで断面画像化する検査です。検査時間は短く、結果もすぐにわかることができます。骨などの異常も調べることができます。費用は5000円ほどです。

(3)血液検査

血液の成分を調べ、体で起こっている異常を調べる検査です。動脈硬化などもこの検査で調べることができます。結果がでるまでは3日ほどはかかります。費用は3000円ほどです。

group of doctors meeting at hospital office

6)痛みの原因が病気の場合に!行われる治療方法とは?

(1)手術

腰や血管の病気で日常に大きく支障が出る場合や命の危険がある場合は手術を行います。但し、脳や神経の手術はそれなりのリスクを伴うため医師に手術詳細を確認するようにしましょう。

(2)神経ブロック療法

神経に異常があり、痛みがひどい場合は局所麻酔薬を神経に注射して痛みをとります。この療法をした場合にまだ痛みがある場合は原因が神経でないこともわかるため、検査の1つともなります。

(3)薬物療法

薬を服用することで血管動脈硬化症状を抑えたり、痛みを軽減したりします。神経障害を改善するお薬を薬用することで障害を改善します。

7)ふくらはぎのしびれを事前に防ごう!3つのの予防習慣とは

(1)適度な運動

体を内部から温めることは血行をよくし、自律神経を整える効果があります。時間のある方はヨガやジョギング、ジムに通うなどを日常生活に取りいれてみてください

(2)ゆとりがある服を着る

最近ではタイトなズボンやきつめの服を着る人が多いですが、長時間自分の体に合っていない服を着ることが神経へ悪影響を与える可能性があります。また、ポケットに財布や携帯など大きなものを入れることもよくありません。

(3)バランスの取れた食事

血流の流れをよくするためには毎日の食事を見直することで悪化を防ぎ、改善することができます。特に青魚や海藻、野菜を取り入れたものにし、主食、副食、副菜2つを意識することでバランスの取れた食事にすることができます。



今回のまとめ

1)ふくらはぎがしびれる..症状の種類

2)知っておくべき..ふくらはぎしびれの2大原因

3)知っておきたい..症状への3つの対処方法

4)症状が続く場合・・想定される3種類の病気とは

5)ふくらはぎのしびれが気になる人必見..病院での検査方法

6)病気の場合..ふくらはぎの痛みへの治療方法

7)ふくらはぎのしびれを事前に防ごう..3種類の予防習慣とは