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今回は、お尻にしびれが長く続いている際に考えられる病気の可能性とそれぞれの原因についてご紹介させていただきます。また、病気にならないための予防習慣や病気になった際の治療法の例などを交えて対処法のご紹介をいたします。






お尻のしびれが続く・・?3種類の病気の可能性と対処方法


1)症状をチェックしよう!お尻のしびれの3つの代表的症状とは

(1)お尻から足をあげると痛みが生じる

この症状は、坐骨神経痛という病気を患った際に起こる症状となっております。ふとした時に足をあげると腰から尾てい骨にかけてしびれるような痛みをもたらすことがありますので、場合によっては私生活に悪影響を及ぼすことがありますので、早急に神経外科などの専門医への受診をオススメします。

(2)くしゃみをした際に背中から尾てい骨にかけて痛みが生じる

この症状は、腰椎椎間板ヘルニアという病気の代表的な症状となっております。くしゃみなどで身体への衝撃がかかることで、ヘルニアの症状である神経圧迫による痺れが生じることがありますので、整形外科や神経外科への受診をオススメします。

(3)お尻から膝裏にかけての鈍痛やしびれが生じる

この症状は、梨状筋症候群という先述した坐骨神経痛の一種の病気の症状となっております。先述した足をあげるとしびれを伴う痛みが生じる痛みと違い、ちょっとした歩くなどの軽運動を行った際にも痛みを感じたり、筋肉痛のような倦怠感を伴う痛みが出てくると梨状筋症候群が疑われますので、神経外科を受診し筋肉の緊張やしびれを取る効果のある治療を施してもらうことをオススメします。

2)なぜ痛むのか?お尻のしびれで考えられる3大原因

(1)長時間のデスクワーク

近年の社会状況からして、長時間のデスクワークを求められる仕事が増えたことが影響し、腰部への負担が多大にかかるためにお尻の骨にしびれや痛みを生じさせる原因となっていると考えられます。固定された姿勢によりお尻を含む臀部全体に凝りが生じて痛みになるためお気を付けください。

(2)栄養不足

神経痛によるお尻のしびれが起こる原因として、栄養不足が挙げられます。神経系に直接作用するビタミンやミネラル分の減少が、お尻を含む様々な神経への痛みを生じさせまた末梢神経のしびれにも作用するため、健康的な食事を摂ることをオススメします。

(3)体型によるもの

近年の肥満体質の増加や過度のダイエットによるやせ過ぎが原因で、お尻を始めとする臀部への負担が極端化し、しびれと痛みを生じさせることがあります。太り過ぎであれば、椎間板への負担によるヘルニアの発症率が高まることや体重の増加による腰部への物理的な負担が増加し各神経系の疾患へとつながりますので、健康診断などで肥満気味と診断されるなどした場合には今後の生活を見直す必要があるかもしれません。

やせ過ぎであれば、骨ばっていることが多いため、お尻の先にある尾骨への痛みが直接的に影響してお尻の痛みにつながることがあります。やせていることでお尻に最低限必要な脂肪の量が足りず、骨が直接的に椅子の座面などに当たることでクッション材のないお尻に負担がかかりやすくなることがあります。

3)応急処置を試みよう!症状への対処方法とは?

(1)ストレッチ

応急処置や慢性的な症状へ繋がらないために、有効な対処法としてストレッチが挙げられます。また、お尻のしびれの原因として先述した長時間のデスクワークによる凝りが起こった際に腰回りを軽くひねるなどをするストレッチを行うことでお尻のしびれを解消することが可能となる場合があります。

(2)温める

お尻のしびれが筋肉疲労や緊張から来ている場合には、40度前後のお風呂やカイロなどを使用し温めて筋肉を休ませたり解すことが有効な対処法となっております。筋肉疲労は長時間にわたり激しい運動をしていると、急激に筋肉を使うことになるため、疲労が積み重なって引き起こされることがあります。筋肉緊張は長時間座るなどして筋肉が硬直状態になることで、突然動かした場合にお尻への負担が多大なものとなるため引き起こされる緊張状態となります。

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4)それでもしびれが続く場合に・・考えられる3種類の病気とは

(1)脊柱側弯症

この病気は、日頃の生活の中で姿勢が歪むなどで生じた背骨の歪みや、生まれつき左右の足の長さが異なることで起こる様々な障害を引き起こすものとなります。この病気の症状の中には、お尻全体である臀部の坐骨にかけて繋がっている上半身の背骨が歪んでいることによる神経障害やその他様々な痛みを引き起こすことがあります。お尻がしびれたりそこに近い骨に痛みを感じる場合には、整体院や整形外科で身体の歪み具合を測定してもらうことをオススメします。

(2)腰椎椎間板ヘルニア

この病気は、背中から尾てい骨にかけてある背骨の間の椎間板が何らかの影響で突出することで、神経を圧迫ししびれるような痛みを生じさせる病気となっております。腰椎は、上半身の重心を支えていて可動性が大きいためヘルニアを発症しやすい部分となっており、そこで起きた神経障害はお尻にある坐骨へと響いて痛みを感じさせることがあります。腰からお尻にかけてしびれを頻繁に感じる方は、整形外科若しくは神経外科への受診をオススメします。

(3)腰部脊柱管狭窄症

この病気は、腰椎の内部に通っている脊柱管が何らかの要因で狭まることで神経組織を圧迫し、しびれや痛みを生じさせるものとなっております。原因としては、先述した脊柱側弯症などの変形性の疾患により神経組織が圧迫されしびれと痛みを引き起こす場合と、ヘルニアの症状が悪化することで脊柱管が圧迫され狭まることでしびれと痛みを引き起こす場合がありますので、先述した2つの病気が疑われる場合にはこの病気の併発を1度専門医で診察してもらうことをオススメします。

5)気になる場合は専門医へ!試すべき3つの検査方法とは

(1)レントゲン撮影検査

この検査方法は、背骨から腰椎にかけての歪みを診察することができる有効なものとなっております。腰回りの骨のズレを主に発見することができる検査方法となっているために、骨や椎骨が関わっている場合にはこの検査方法を試してもらうことをオススメします。

(2)MRI検査

この検査方法は、背骨から腰椎の一連の骨組織を上から輪切りをする形で診察することができます。レントゲン撮影と比べて、脊柱管内部の神経組織やヘルニア症状を発症している場合に目視することができるため、レントゲン撮影と合わせてこの検査を行うことで立体的に状態を把握することができるのでこの検査を受けることをオススメします。

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6)病気の場合には?専門家で行われる可能性のある3つの治療方法とは

(1)薬物療法

この治療法は、痛み止めや神経障害を解消することのできる薬を投与することで症状の改善を図るものとなっております。注意点としては、市販薬の痛み止めは内臓への処理負担が大きいためがんの発症率が高まったり、神経障害を抑えるための薬であれば副作用の強いものが多いため人によっては副作用の方が強くて耐えることが困難な場合がありますので、薬の服用には医師との相談の上、無理のない範囲で治療を進めていくことをオススメします。

(2)神経ブロック療法

この治療法は、痛み止めを直接痛みやしびれを感じる神経の系列部分へと注射により投与することで一時的に痛みやしびれを改善するものとなっております。この療法はあくまで一時的な治療に過ぎませんが、症状の快方へ向かわせることには効果を発揮するため、医師との相談の上この治療法を試すことは転機となることがありますので、オススメとなっております。

(3)電気治療

この治療法は、低周波の電気を患部へ流すことで神経痛を改善していくものとなっております。電気治療は、身体の中から温めてくれるマイクロ波を使用した治療の役割を担っているため、神経痛を和らげることが目的として勧められる治療法となっております。定期的に数回通う必要性がありますが、その積み重ねにより効果を発揮するためオススメできる治療法の一つとなっております。

7)生活習慣から改善を!太股のしびれへの予防ポイント

(1)睡眠習慣

睡眠習慣は、お尻のしびれへ繋がる重大な生活習慣の一つとなっております。睡眠不足や浅い眠りにより、腰やお尻だけでなく各所の神経が鈍くなったり場合によっては麻痺を引き起こすことがあります。睡眠は自身が心地いいと思える環境で6~8時間を目安に行うことをオススメします。また就寝時間と起床時間を統一することで、より効率的で有意義な睡眠を摂ることができるようになります。

(2)栄養習慣

栄養習慣は、主に飲食上での栄養管理により身体の調子と神経組織の調子を左右する要素の一つとなっております。人間に必要な栄養は食事から摂るため、健康的で充実した食事生活が大切なこととなっております。野菜に含まれるビタミンなどの様々な栄養素を取り入れることで、神経組織を整えてお尻の神経痛を緩和してくれることがあります。また肉や魚からタンパク質などを摂取することで、筋肉増強を助けて筋肉痛の回復や緊張状態の緩和が見込まれます。栄養を満遍なく摂取し、健康的な食事生活を送ることをオススメとなっております。

(3)運動習慣

運動習慣は、筋肉の調子を整えることや健康状態を促進する要素の一つとなっております。お尻の痛みを予防するためには、下半身増強のトレーニングを継続的に行うことで一定の姿勢を維持した際の筋肉疲労などを事前に緩和することが見込まれますので、オススメとなっております。また、お尻から太ももに掛かる筋肉を鍛えるように意識をして有酸素運動であるランニングやサイクリングを行うことをオススメします。神経痛の場合には、無理のない範囲で運動を継続することが望まれます。






今回のまとめ

1)症状をチェックしよう!お尻のしびれの3つの代表的症状とは

2)なぜ痛むのか?お尻のしびれで考えられる3大原因

3)応急処置を試みよう!症状への対処方法とは

4)それでもしびれが続く場合に・・考えられる3種類の病気とは

5)気になる場合は専門医へ!試すべき検査方法とは

6)病気の場合には?専門家で行われる可能性のある治療方法とは

7)生活習慣から改善を!太股のしびれへの予防ポイント