パソコンを確認している毒ドクター

朝起きて寝違えると、一日憂鬱な気分になってしまったりしますよね。それが毎日続くと本当に嫌になってしまいます。ただの寝違えと軽視してしまうと、日々の習慣の大切な部分を見落としてしまうかもしれません。今回はそんな寝違えの対処方法や原因を紹介していきます。



毎日寝違えるのななぜ?考えられる原因と3つの対処方法


1)どこが痛む?寝違えの4つの種類と代表的な症状とは?

(1)

代表的な寝違えの場所は首ですよね。どちらか片方が回せなくて、本当につらいです。早くてその日のうち、長くても3日程度で治ることがほとんどのようです。

(2)

肩って寝違えるの?って思う人も多いですよね。朝起きて肩が凝っているなと感じた人は実は肩を寝違えている可能性もあります。ほとんどの場合はぴきっとした痛みを肩に感じます。肩の寝違えも2日~5日程度でほとんどの人が治るようです。

(3)背中

これもあまり一般的ではありませんが、背中も寝違えることがあります。背中が痛いことに変わりはありませんが、実は背中を痛めている場合、筋肉だけでなく、関節を痛めているということが多くあります。身体をひねろうとすると激痛が走ったり、前後の動きができないことがあります。実は長引くことも多く、長ければ1週間程度かかる場合もあります。

(4)

腰もあまり聞かない箇所にはなりますが、腰を寝違えると日常生活がとても不自由になってしまいます。いわゆるぎっくり腰のような症状が出てくるため、安静にすることが必要となってきます。こちらも痛みは徐々におさまってくるものの3日~1週間程度かかる場合があります。

2)なぜ痛むの?毎日寝違えるような痛みが続く3大原因

(1)姿勢が悪い

寝違えの一番の原因は姿勢が悪いことです。たとえば、いつもの布団やベットで寝ている時は大丈夫なのに、電車で寝てしまったら寝違えたなんてことはありませんか。いつも通り寝ていると、自分の姿勢が悪ければ寝返りを打つのですが、疲れがたまっていたり、泥酔状態であれば、うまく寝返りが打てません。その場合、寝返りを打たないまま朝を迎えてしまい、寝違えてしまうことになります。姿勢の悪さが原因の場合、首だけでなく、肩、背中、腰、すべての部位のどれにも当てはまると言えます。

(2)枕があっていない

枕が劣化してきていて、クッションがなくなってきていたり、最近新しくして毎日続く場合は枕があっていないのが原因の可能性があります。首だけでなく肩の部位を寝違える場合も枕が原因であることがあります。違和感を感じている場合は枕が原因の場合が多いので買い替えを検討してみましょう。自分の枕は高価だからと思っていても、高価であればすべての人に合うわけではないので、しっかり吟味してみましょう。

(3)ストレス

ストレスから不眠に陥っている人も良く寝違える傾向にあるようです。ストレスが原因で、夜なかなか眠れなかったり、夜中何度も目が覚める場合はしっかりと睡眠ができていないため、寝違えやすくなります。これは筋肉が常に緊張してしまっている為、寝違えを起こしやすくなると言われています。また睡眠導入剤や安定剤などを服用している場合だと、睡眠が深くなりすぎるため、寝返りをうたずに寝違えてしまうこともあるようです。

Explaining the reasons of the injury to his patient

3)本当に寝違えているの?寝違えの5つの症状チェック

(1)いつも通りに起き上がれない

朝起きたときに首のこわばりがあったり、いつも通りに起き上がれないというのが最もよくわかる症状になります。

(2)首を動かせる範囲が狭い

首を前後左右に動かそうとするとつっかえてしまったり、痛みが走るというのも寝違えている時によく起こる症状です。

(3)横を向くと身体ごと動いてしまう

寝違えの症状が軽い時にこのような症状が起こります。自分では寝違えているつもりはなかったけれど、横を向こうとすると身体ごと無意識に向いてしまうというのも寝違えている場合の症状の一つです。

(4)上を向くと痛みが走る

上を向いた時に痛みが走るのもよくわかる症状の一つです。寝違えたことのある人なら、上を向いたときに鈍い痛みが走るのもわかりますよね。

(5)腕や肩がだるく、しびれている

これは首だけでなく、肩や背中を寝違えた場合に起こる症状です。だるさやしびれだけでは、肩こりなどの症状にも似ていますから、一概に寝違えているとは言えませんね。

4)痛みが続く場合に・・!考えられる3種類の病気とは?

(1)椎間板ヘルニア

腰椎椎間板が突き出ている為、脊髄中枢神経や末梢神経が圧迫されている状態のことを言います。首の寝違えだと思っていたら、椎間板ヘルニアだったというケースはまれではありますが、あります。ヘルニアである場合、短期間で治ることはないので、寝違えだと思っていたら痛みが続く…という場合にはヘルニアの疑いがあります。他に、しびれや筋力の低下がみられるため、気になる症状を伴う場合には早めに医療機関を受診するようにしましょう。

(2)ストレートネック

病名ではなく、首がまっすぐに歪んでいる状態を指します。スマートフォンやパソコンなどを長時間利用することが多くなってきて、慢性的にうつむき姿勢をとることにより、生理的なカーブが失われてしまいます。ストレートネック自体は病気ではありませんが、年齢を重ねてくると頚椎椎間板症や頚椎症などといった病気になりやすくなってしまいます。

(3)脳梗塞

首の寝違えと間違えてしまう可能性のある怖い病気の一つです。脳梗塞は脳卒中の4分の3を占めており、脳の血管が詰まってしまう病気です。脳梗塞が起こると運動麻痺や言語障害などがあり、最悪の場合には命を落とす可能性もあります。大きな違いとしては、頭痛、吐き気、しびれを伴うということです。MRIなどでの検査をしなければ見つけることのできない病気の為、気になる症状がある場合にはできるだけ早めに医療機関を受診しましょう。

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5)応急処置を!寝違えのそれぞれの症状への対処方法とは?

(1)冷やす

首の寝違えは筋肉が凝っているからではない為、温めるのは逆効果です。寝違えると炎症を起こしているため、冷やして炎症を抑えると痛みが和らぎます。冷たい湿布や、濡れタオルなどで冷やすと効果があるでしょう。

(2)安静にする

ついついできる限り動かしてみようと思ったりしませんか。実は動かすのは逆効果です。ちょっとした衝撃でも激痛が走ってしまうのが寝違えですから、炎症を悪化させてしまわないよう安静に過ごす方が良いでしょう。安静にすると言っても横になって寝るのがしんどい場合には違う姿勢で過ごすことをおすすめします。できるだけ寝違えている場所の負担が軽減されるような姿勢で過ごすようにしましょう。

(3)ストレッチをする

ショルダースラッグという肩をすくめる運動を20回程度行うと効果があります。肩をきちんと真上にあげるようにして、脱力するときにはゆっくりと力を抜くようにおろします。素早くする必要はないので、自分のペースでゆっくりと行うようにしましょう。

6)痛みが治まらない時には専門家へ!検査・治療方法とは?

(1)レントゲン

痛みが1週間以上続く場合は寝違え以外に原因がある可能性があります。整形外科を受診するとレントゲンなどの画像診断をしてもらえます。すぐに結果がわかるのも助かりますし、費用も2,000円~3,000円程度で済みます。

(2)MRI

MRIによる検査では、神経による原因かどうかがわかります。MRIと言われると高額なイメージがありますが、保険適用になりますので、5,000円~10,000円程度になります。整形外科を受診して、MRIでの検査も必要とすすめられた場合にのみ利用すればいいでしょう。こちらもレントゲンと同じですぐに結果がわかります。

7)習慣を整えよう!寝違えへの予防習慣とは

(1)自分に合った寝具を選ぶ

寝具が自分の身体に合っていないと寝違える原因になってしまいます。枕の高さや、マットレスの寝返りのうちやすさ、などが自分に合っているのかを改めて確かめてみましょう。高価なものを買う必要はないので、自分に合ったものを購入するようにしてみましょう。

(2)ストレスをためない

ストレスをためてしまうと、交感神経が優位になるため、睡眠の質が低下してしまいます。寝違える原因の一つにもなりますが、それ以外にも身体にさまざまな問題を起こしてしまいます。自分なりにストレスを解消するように気を付けてみましょう。

(3)うつぶせで寝ない

うつぶせで寝てしまうと、寝返りを打たないとどちらかの方向に顔を長時間固定することになってしまいます。もちろん健康な人であれば、一晩に20回程度寝返りをうつので心配はいらないですが、さまざまな要因で上手に寝返りを打てないと寝違えるリスクが高くなります。また、寝具によっては寝返りが打ちにくいものもあるので、うつぶせの時間が長くなってしまいます。



今回のまとめ

1)どこが痛む?寝違えの4つの種類と代表的な症状とは?

2)なぜ痛むの?毎日寝違えるような痛みが続く3大原因

3)本当に寝違えているの?寝違えの5つの症状チェック

4)痛みが続く場合に・・!考えられる3種類の病気とは?

5)応急処置を!寝違えのそれぞれの症状への対処方法とは?

6) 痛みが治まらない時には専門家へ!検査・治療方法と?

7)習慣を整えよう!寝違えへの3つの予防習慣とは