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ふくらはぎの内側に痛みがでてきた、運動や歩きすぎているわけではなさそうな場合は要注意です。痛み方にも幾つかの種類があり、どのような症状なのか原因を知って、それぞえの対処方法を試したいものです。今回はそんなふくらはぎの内側の痛みについて紹介していきます。



ふくらはぎの内側に痛みが?気になる3大原因と対処方法


1)ふくらはぎの内側の痛みの代表的な症状とは

(1)歩けないほどの痛み

立ち上がることも痛く、歩けないほど痛みが出る場合は重症化している可能性があります。元から軽い痛みを感じていたのに放っておいた場合に歩けないほど痛くなることもあります。全身に症状が出ることはありませんが、体を支えることができない痛みであることもしばしばあります。

(2)立ったり座ったりすると痛む

何か動作や運動などによってふくらはぎに負荷がかかると痛む場合があります。日ごろからスポーツをやっていたり、姿勢が悪いと言われたことのある人はこういった痛み方をする可能性があります。ふくらはぎ以外にも腰痛などの症状が出てくる可能性があります。

(3)じんじん響くような痛み

デスクワークの人やあまり動かない人に多い痛み方です。もともと冷え性の人はこういった痛みが出ることが多く、よく眠れなかったりすることもあります。

2)どうして痛むの?痛みの3大原因とは

(1)筋肉疲労

日ごろからスポーツをしている人もですが、俗にいう筋肉痛で痛むことがあります。スポーツをしていない人が急にランニングを始めたり、スポーツジムに通い始めると最初のうちは筋肉疲労による痛みがあるかもしれません。

(2)冷え

体が冷えていると脂肪の少ないふくらはぎは他の部位よりもよく冷えやすいといわれています。冷えているとむくみが出やすくなり、ひどくなると痛みを伴ってしまいます。女性の多くが冷えによるむくみを感じることが多く、悩まされているとも言えるでしょう。

(3)水分不足

水分やミネラルが不足してしまうと、こむら返りをおこしやすくなるといわれています。寝る前や寝ている間にぴーんと突っ張ったような痛みを感じる場合は水分やミネラル不足によるこむら返りの可能性が高いでしょう。

3)試せる応急処置とは?痛み試したい対処方法とは

(1)冷やす

痛みを伴っている場合、だいたいの場合が炎症をおこしています。炎症が起こっている場合には冷やしてみると症状が軽減されることも多いので、ぜひ一度試していただきたいです。

(2)マッサージ

あまりにも強い痛みのある場合はマッサージすると悪化する場合が多いのでできませんが、軽い痛みの場合は効果があります。痛いところを押さえるのではなく、ゆっくりと循環をよくするようなつもりで流すようにすると痛みが軽減されます。

(3)入浴

スポーツをした後などに痛みが出ている場合、筋肉痛などの可能性があるので、入浴は効果的です。入浴することで、筋肉をやわらげ、筋肉の疲労を解消させてくれます。炎症が起こっている場合には症状を悪化させてしまうのでやめておきましょう。

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4)これって何かの病気?病気かどうかのチェック項目と判断基準

(1)腫れている

長時間窮屈な姿勢でいると痛みに伴いふくらはぎが腫れてくることがあります。皮膚が赤黒くなってきたり、体全身の体調が悪くなってくることもあります。

(2)ピリピリ電気が走るように痛む

ふくらはぎだけでなく、お尻あたりから足の指先まで別の箇所に痛みがある場合、病気である可能性があります。治療しないと改善されない病気である可能性が高いのでいつまで経っても症状が改善されない場合は病気を疑っていいでしょう。

(3)筋肉のこわばり

運動したり、長時間歩いたりすると疼痛や筋肉がこわばったりするのも病気の可能性があります。激しい痛みを感じたり、鎮痛剤を飲んでも効かない場合には病気が悪化している可能性が高いです。

5)症状が続く場合は注意!考えられる3種類の病気とは

(1)深部静脈血栓症

深部静脈血栓症といういわゆるエコノミー症候群でもふくらはぎに痛みがあります。これは長時間動かない状態が続くため血液が固まり、血栓となってしまう病気です。肺などに飛ぶと肺塞栓などを起こし、最悪の場合死に至ることがあります。

(2)坐骨神経痛

坐骨神経という腰から太ももを通って足先に伸びている神経がどこかで障害を受ける病気のことをいいます。原因がわからない場合が非常に多いですが、腰痛などふくらはぎだけでない箇所にも痛みがあるため、気付きやすいともいえます。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症を起こしている人に多く見受けられるようなので、過去に二つの病気になって事のある人は坐骨神経痛の可能性を考えてもいいでしょう。

(3)下腿コンパートメント症候群

交通事故やスポーツなどで受けた外傷から組織内圧が上昇し、ふくらはぎに障害がでる病気です。症状が悪化してしまうと、壊死してしまう可能性もあります。スキー、ラグビー、バスケットボールでは急性に、陸上長距離、サッカーでは慢性になりやすいといわれています。

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6)専門家での検査を!痛みが気になる場合への検査・治療方法

(1)検査方法

・レントゲン検査

主に肉離れなどの場合の検査として用いられることが多いです。最新の設備を取り入れている整形外科などでは一般的に用いられているレントゲンなどでは写らない箇所も対応できるレントゲンを導入している病院もあるようです。すぐに結果がわかり、費用も1,000円~2,000円程度で比較的手軽に検査することができます。

・血液検査

動脈硬化なども疑われる場合に用いられる検査です。検査項目の多少にもかかわってきますが、結果は10日程度で、費用は2,000円~3,000円程度になります。血液検査だけではわかりにくいことが多いので、CT検査などと併せて検査する病院が多いようです。

・CT検査

坐骨神経痛が疑われる場合に用いられる検査です。レントゲンではわかりにくい箇所もみることができます。保険適用になるケースが多いので費用も1万円未満で受けられることが多いようです。

(2)治療方法

・筋膜切開術

下腿コンパートメント症候群になっている場合で、症状が重い場合は手術を執り行う場合もあります。内圧が上昇しているコンパートメントに対して、筋膜切開を行います。ただし、筋膜切開を行うと、傷が大きくなりますから、回復までの時間も長くなってしまうのが難点です。

・テーピング

肉離れや筋肉の疲労が起こっている場合などで軽症な場合にテーピングで治療を行う場合が多いです。テーピングをすることにより筋肉への負担が軽減されるため、自然に治癒するよりも早く回復することが可能です。

・ブロック注射

坐骨神経痛など、神経系の痛みがある場合に用いる治療法になります。直接鎮痛剤を注射するので効果がある人も多いようです。体へのダメージが大きく、人によってはブロック注射をしても良くならなかったということもあります。また注射後1週間程度は生活に制限がかかってしまいます。

7)生活習慣から予防を!ふくらはぎの内側の痛みへの予防習慣とは

(1)湯船につかる

日ごろから湯船につかることで、冷えや筋肉疲労の解消になります。また血液の循環もよくなるため、血栓などの予防にもなるでしょう。湯船につかることでふくらはぎの痛みへの予防ができるといえるでしょう。

(2)水分をとる

ミネラルが不足するとこむら返りになりやすいと言われています。1日に2リットル以上飲むことで身体の中の循環が良くなり、血行も良くなると言われています。2リットルは想像以上に多いので難しいかもしれませんが、もともと水分を多めに摂る習慣のない人は多めに飲むことを心がけてみると良いかもしれません。

(3)ストレッチをする

運動の前後にストレッチをすることで、筋肉の負担がへるため痛みも出にくいとされています。また、運動の前後に限らず夜寝る前にストレッチをするのも筋肉を柔らかくしてくれるため効果的です。



今回のまとめ

1)ふくらはぎの内側の痛みの代表的な症状とは

2)どうして痛むの?痛みの3大原因とは

3)試せる応急処置とは?痛み試したい対処方法とは

4)これって何かの病気?病気かどうかのチェック項目と判断基準

5)症状が続く場合は注意!考えられる3種類の病気とは

6)専門家での検査を!痛みが気になる場合への検査・治療方法

7)生活習慣から予防を!ふくらはぎの内側の痛みへの予防習慣とは