オフィスで椅子に座り体調を崩す女性

坐骨神経痛で悩まされている人は多いでしょう。 坐骨神経痛は、横になって休めば楽になるというワケではなく、またデスクワークで座っていることも辛くなるので困りますね。今回は坐骨神経痛でクッションを選ぶ時の5つのポイントをお伝えします。 



坐骨神経痛へのクッション紹介!9つのオススメ商品とは


1)要注意・・坐骨神経痛と関係の深い5つの病気

坐骨神経とは「腰から足にかけて伸びている神経で、身体の中では最も太くて長い末梢神経」です。 坐骨神経痛は、腰の骨の障害などにより坐骨神経が圧迫されることにより起こります。 坐骨神経痛を起こす主な病気は、以下の5つです。 

(1)腰部脊柱管狭窄症 

(2)腰椎椎間板ヘルニア 

(3)変形性腰椎症 

(4)腰椎分離症 

(5)腰椎すべり症 

これらの他にも、帯状疱疹(水ぼうそうのウイルスと同じウイルスによる病気)や脊椎・脊髄のがん、骨盤の中のがんなどでも起こります。 

2)どんな痛み方なの・・?坐骨神経痛の7つの症状 

腰からお尻・太もも・すね・ふくらはぎ・足にかけて症状が出ます。 腰から足にかけて全体に症状が出る場合と、一部に症状が出る場合があります。 坐骨神経痛は、安静にしていても座っていても痛みやしびれが出ます。 

(1)しびれ

痛みだけの場合もありますが、しびれが伴うこともあります。 身体を動かすと足に痛みが出たり、靴下を履こうと身体をかがめたりすると痛みが出たりします。 電気が走ったようなビリビリした痛みやだるさとして感じる場合もあります。 

(2)冷感・灼熱感

足の冷えを感じる場合や、焼けるような熱さとして感じる場合があります。 

(3)締めつけ感

腰や足の締めつけ感、圧迫感として感じる場合があります。 

(4)歩行障害 

(間欠跛行) 歩いていると痛みやツッパリ感で歩けなくなりますが、数分間休むとまた歩けるようになる症状です。 

(5)睡眠障害

横になって安静にしていても痛みやしびれがあるために、充分に眠れない場合があります。 

(6)排泄障害

尿が近くなったり便秘になったりする場合があります。 尿が出にくくなる場合もあり、排泄障害が出たときには手術が必要になる場合もあります。 

3)要チェック!坐骨神経痛へのクッション選びの5つのポイント 

ヒトは2足歩行のために腰に負担がかかります。 それでもまっすぐに立っているだけならよいのですが、前かがみで作業をしたり座ったりしている姿勢は、腰には不自然な形なのです。坐骨神経痛の原因は複数ありますが、クッションだけで良くなるものではありません。 ストレッチや筋力アップを行いながら、よいクッションを選びましょう。 

(1)正しい姿勢を保てる 

椅子に座る場合は、深く腰掛けて背もたれに接するようにします。 その上で、骨盤がまっすぐ立つようになるクッションを選びます。 

(2)低反発 

低反発のクッションといっても、座ってすぐにつぶれてしまうものはNGです。 ジェルタイプのように、ゆっくりと元にもどろうとする素材がおすすめです。 

(3)固め 

座っていると痛みがあるので柔らかいほうがよいと思いがちですが、ある程度の固さが無いと骨盤の一番下にある坐骨がしっかりと支えられずに、かえって痛みが増します。 

(4)背面と座面が一体の形 

座布団だけのものだと骨盤が後ろに倒れてしまう場合、背座一体型のもののほうがよいでしょう。 

(5)お尻の形を包み込むような形 

骨盤や背骨のゆがみを補正するように、骨盤をすっぽりと包み込む形もおすすめです。 

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4)自分に合うか確認する2つのチェック項目 

どんなによい製品でも、全ての人に合うわけではありません。 

(1)自分に合う高さか 

デスクワークや車の運転など、使うシーンによって合う高さかどうかを検討します。 

(2)座ってみてどうか 

坐骨神経痛を起こす原因はいろいろですので、実際に座ってみて痛みや姿勢を確認するほうがよいでしょう。 座布団タイプのクッションと背もたれに使うクッションを別に選んでもよいかもしれません。 

5)オススメ商品!定評のある9つのクッションの紹介 

(1)p!nto (ピント) 

背もたれと座面の一体型のクッションです。 背もたれ部は肋骨と腰の支えになり、座面にはお尻(坐骨部)・足の支えになるような立体構造になっています。 

(2)Airweav(エアウイーヴ) 

体圧分散効果があり、椅子に敷いても背中に置いても使えます。 高反発性のためヘタリ難いのですが、痛みを感じる人もいるかもしれません。 

(3)スタイルキーパー 

座面だけの、両方の手のひらを開いたような形で、A4サイズとコンパクトのため持ち運びに便利です。 25mmの2層構造で、後ろが厚くなっていて背筋がまっすぐになるように工夫されています。 

(4)馬具マットプレミアム 

乗馬をする人の姿勢が良いことにヒントを得て、乗馬用の鞍を再現して作られたクッションです。 両サイドと背部が高くなっている三角形の形で、前面にも出っ張りがあり前滑りを防ぐ工夫がされています。 

(5)骨盤スタンド 

骨盤を型取りしたようなちょっとグロテスクでユニークな形です。 適度な弾力のあるポリウレタン製で、骨盤にフィットします。  

(6)EXGEL OWL(エクスジェル アウル) 

究極に柔らかく安定したジェル素材で、ゆっくりと形状回復する低反発性のクッションです。 ふくろうの顔のようなデザインで、目の部分に坐骨が収まるように座ります。 大腿部は薄くして圧迫を軽減する工夫がされています。 

(7)ヨックション 

空気を入れて膨らませるタイプで、好みで空気の量を調整できます。 骨組みのような構造で通気性がよく、ヘタリ難いのが特徴です。 

(8)MARNA(マーナ)

骨盤座ぶとん 布を立体的に縫い合わせて中にビーズを入れたクッションです。 骨盤を立たせて背筋が自然と伸びる・腰の負担軽減・骨盤安定などの効果が期待されます。手ごろな値段ですが、ヘタリ易い・中のビーズが偏ってしまうという難点があります。 

(9)Style(ボディメイクシート・スタイル) 

4つの花びらが開いたチューリップのような、腰回りを包み込む形です。 クッション材はウレタンフォームとEVA樹脂(ゴムのような柔軟性とプラスチックのような形を維持する固さを併せ持つ素材)です。 ヒップのサイズが大きい人には向かないかもしれません。



今回のまとめ 

1)坐骨神経痛とは、腰の骨の障害などにより坐骨神経が圧迫されて起こります。 

2)坐骨神経痛の7つの症状は、腰から足にかけて出る痛み・しびれ・冷感・灼熱感・締めつけ感・歩行障害・睡眠障害・排泄障害です。 

3)坐骨神経痛のクッション選びのポイントは、骨盤と背骨が正しい姿勢を保てるもので、適度な柔らかさと身体を支える固さと併せ持つものです。 

4)自分に合うか確認するチェック項目は、高さと座り心地です。 

5)坐骨神経痛へ定評のあるクッションの紹介です。 以上が今回の記事の内容となります。 今回の記事で、坐骨神経痛を和らげるクッション選ぶ際のお役に立てれば幸いです。