Serious Doctor talking to a woman in hospital gown

ふくらはぎなど足首が痛むことは多いですが、歳をとると足の付け根が痛むことが増えてきました。股関節が原因と思われますが、実は股関節以外にも痛みの原因はあるようです。

今回は足の付け根の痛みの原因や対処方法をお伝えします。



足の付け根の痛み3大原因!病気の可能性


1)足の付け根の痛みの3つの症状

(1)違和感がある

立っていると足の付け根に違和感を感じたり、はったかんじがあり、時にピリピリ痛むことがある。

(2)ごりごり骨がこするようなかんじがある

足を大きく動かすと、足の付け根がごりごりと鈍い音、振動を感じる。また、長い間動くとじわっと痛みが広がってくる感じが続く

(3)出産前

意外かもしれませんが、妊娠中も足の付け根が痛むことがあります。この期間は、出産の為に身体が色々な変化が始まってしまう為に、お腹以外にも足の付け根の痛みや足のむくみも出るようになる人もいます。

2)足の付け根の痛み3大原因

(1)股関節の変形

足の付け根は腰と足をつなぐ股関節が、日々の生活や事故により形が変わる為に起ってしまいます。

(2)姿勢の悪さ

重心を片方にかけ続けると片方の足の付け根に負担がかかり、炎症や股関節が変形してしまい痛みが発生してしまいます。

(3)壊死や腫瘍

足の付け根そのものに病気や原因がある場合。ステロイドの長期服用やがん治療の経験のある方は注意が必要です。

3)足の付け根の痛みが続く場合に考えられる4種類の病気

(1)変形性股関節症

足の付け根やお尻が重い感じをしたり、歩き初めや階段の昇降で痛みが起こりやすい場合、変形性股関節症の疑いがあります。

初期の頃は、このような違和感程度ですが、進行すると稼動部分が狭くなり、日常生活にも支障をきたすまでに至ります。

(2)脱腸

太ももの付け根のほかにお腹に痛みがあるのであれば、脱腸(鼠径ヘルニア)の可能性があります。飛び出し腸が締め付けられ、血流が悪くなり痛みを感じます。

(3)糖尿病

足の付け根の痛み以外にのどの渇き、おしっこの回数が増え、体重が減ってきたのなら、糖尿病の可能性が高くなります。血液中の糖度が上がっており、インスリンの不足がもっとも足る原因です。

(4)腰痛

足の付け根が痛い。実は腰痛から原因とも考えれます。腰痛のために、本来かかるべき重心でないために、足の付け根に通常かかるべきでない力が働いている為と思われてます。

Doctor having conversation with his patient l

4)足の付け根の痛みへの3つのマッサージ法

(1)ふとももマッサージ

ふともものうらをわしづかみし、膝から上にあがっていくように揉み解します。ゆっくりと強めにやるのがコツです。

(2)膝の皿マッサージ

足を伸ばし、膝の皿に手をのせます。その後、皿を上下に伸ばすように(皮膚を伸ばすように)マッサージします。その後、膝を握るようにマッサージをし、最後に膝の回りを軽く押すように致します。

(3)股関節を直接押す

いすに座り、太ももの付け根を少し強めに押します。ただし、痛む場合はすぐやめたほうがいいです。リンパが刺激され血流がよくなり、足が軽くなります。

5)足の付け根の痛みへの3つのストレッチ法

(1)足を抱え込む

いすに座り片方の足を、もう片方の上に乗せます。(ふくらはぎが膝の上にくるようにする)その後、体を前に倒すと足の付け根の筋肉がよく伸びます。

但し、変形している場合は痛みがある場合があります。その場合はやめた方がいいです。

(2)赤ちゃんのポーズ

寝転がり、両足を抱えるようにします両足を胸に近づけるように無理のない程度力を加えます。歩っこ利おなかに聞くヨガとして有名ですが、これには腰痛の改善、予防の効果のほか便秘解消の効果もあります。

(3)足を内側に入れるストレッチ

まず体育座りをし、足を開きます。その後開いた足を内側に倒します。無理をしない程度に倒す事。足の付け根の筋肉、特に外側がよく伸びます。

6)足の付け根の痛みが気になる場合の3つの検査方法

(1)レントゲン

足の付け根に変形があるか見ます。様々な角度、動きを入れてとることとなるので枚数事態は結構多くなりますが、すぐに結果がわかります。費用も枚数によりますが3000円程度。

(2)血液検査

血液の糖度を見ます。血液検査なのでこちらもすぐにわかります。費用は2000円ほど。

(3)徒手検査 

整形外科などあるところでは行なわれる検査です。寝転片足を膝の上におき曲げている足の方へ、腰を曲げるパトリックテストや寝ながらサッカーのシュートをするような格好をするインピンジメントテストを行い、足の付け根の殿部分が傷むか(外側か内側か)を確認し、そこから病気を判断します。

施術と込みになれば7000円近くかかることもあります。

Stethoscope in hands

7)足の付け根の痛みへの3つの治療方法

(1)インスリン注射

原因が糖尿病であれば、インスリン注射と食生活の改善になります。軽度であれば、半年も課から図か服しますが、重度になると一生涯つきまとうこととなります。

(2)保存療法

症状が軽く、日常生活に負担がない場合は、間接の血行改善をする温熱療法や負担をかけないように筋力を付ける為の水中運動などをおこない少しずつ改善を目指していく治療法です。

手術が必要ないので費用は、莫大にかかりませんが、期間は長くなります。腰痛が原因となる場合は、コルセットによる矯正もこの治療法になります。

(3)手術療法

稼動範囲が狭まった場合、骨を切って稼動領域を増やす骨切術は間接を温存して行なう手術です。ほかに人工股関節をいれて稼動域を増やす手術もあります。

以前は、人工股関節は10年に一度入れ替えないといけないものでしたが、今は30年使えるものもあり、年齢に応じてはこちらを選ぶ人も多いです。

8)足の付け根の痛みへ未然にできる3つの予防ポイント

(1)正しい姿勢を心がける

姿勢を正すことでしっかりとした重心をとることで、足への付け根、腰への負担を減らすことができます。簡単なことですが効果的な方法です。

(2)運動習慣をもつ

筋力低下も重心の位置をずらしてしまう原因になります。筋力を付けることも非常に重要なことです。ただし、無理をすると逆効果になるので注意が必要です。

(3)血行をよくする

血行不良の改善も効果的です。しょうがなど身体を温めることもいいですし、しっかりとお風呂に入り身体をあたためるのもいいことです。



今回のまとめ

1)痛みは骨がこする感じから、筋肉などの違和感がある。

2)日常生活に原因が隠れていることがある。

3)足の付け根の変形以外にも糖尿病、腰痛の場合もある。

4)ふとももやふくらはぎをマッサージするという直接マッサージ以外も効果がある。

5)ストレッチは無理をしない。

6)レントゲンで以外に実際動かす検査方法がある。

7)長く治療してもいいなら保存療法、早く回復したいなら手術療法

8)運動習慣もだが普段の姿勢も大切。