女性の肩甲骨

肩甲骨の周りに痛みが出ることは、誰しも一度は経験があることでしょう。ただ、あまりにも頻繁に出る場合や、長く続く場合は思わぬ原因が潜んでいるかもしれません。

今回は肩甲骨の痛みの原因と予防法について、ご紹介していきたいと思います。



肩甲骨の痛みの5大原因!症状と解消方法とは


1)肩甲骨の痛みの5つの代表的症状

(1)何もしていなくても痛い

(2)動かしたときの痛み

(3)呼吸に伴う痛み

(4)寝ているときの痛み

(5)朝起きた時の痛み 

2)肩甲骨の痛みの5大原因

(1)寝違え

寝ている間に、変な姿勢や窮屈な姿勢をしていて筋肉を傷めてしまったケースです。

(2)疲労

慢性的な疲れがたまることにより、血液の循環が悪くなり痛みが表れるケースです。

(3)筋肉痛

運動や筋トレのやりすぎで、筋線維の一部を断裂してを痛みが出てしまうケースです。

(4)冷え

体を冷やすことにより、血液の循環が悪くなり痛みが出てしまうケースです。

(5)内科系の疾患

胃や胆のう、腎臓や肝臓などの疾患により痛みが現れるケースです。 

3) 肩甲骨の痛みへの5つの対処法

(1)保温

血液の循環が悪くなって痛みが表れているような場合は、お風呂に入ったり蒸しタオルで温めたりすることで痛みの緩和を図ります。

(2)冷却

ひどい寝違えや筋肉痛などの時に、ズキズキ疼くような痛みや明らかな腫れを伴う場合は、一時

的に患部を冷やします。ただし、急性期(1~2日)に限り、その後は温めるほうにシフトします。

(3)ストレッチ

デスクワークを終えた後の痛みのような、慢性的な疲労によって痛みが出るような場合は、緊張した筋肉をストレッチングによりほぐすと効果的です。

(4)運動

肩甲骨の可動域を広げるような運動(懸垂など)を定期的に行なうと、関節の動きが良くなり、痛みの予防につながります。

(5)病院

原因が分からないのに痛みが続く場合は、自己判断せずに専門家の判断を仰ぎましょう。特に、胃腸の調子が悪いとか疲れが抜けにくいなどの自覚がある場合には、なるべく早く病院を受診することが大事です。 

Doctor taking notes about patient

4)肩甲骨の痛みが続く場合に考えられる4つの病気

(1)肝機能障害

肝炎や肝硬変、肝臓がんなどを疑います。初期症状は風邪と似ているために見過ごしてしまうことが多いです。症状が表れた時には重症と思って間違いありません。

(2)胆のうの疾患

胆石症や胆のう炎を疑います。脂肪分やお酒の飲みすぎ、不摂生などから発症することが多いです。

(3)腎臓結石

肥満や糖尿病の人に多く見られますが、痩せている人でも発症するなどはっきりとした原因は分かっていません。疝痛といって激甚な痛みをともないます。

(4)胃炎

胃の調子が悪くなったり、もともと胃の弱い人に見られます。 

5)肩甲骨の痛みが続く場合にすべき4つの検査方法

(1)レントゲン

肩甲骨や周辺の骨に異常がないかを調べます。3割負担の場合、1枚で600円程度のところが多いようです。

(2)血液検査

肝臓の疾患に対して行ないます。検査は保健所や地方自治体の住民基本検診などで行ないます。

費用は自治体ごとに設定が違いますので、ホームページや広報誌を参考にしましょう。感染の結果が出たら直ちに医療機関で適切な治療を受けます。

(3)超音波検査

胆石症の場合にはほとんどのものがこの検査によって診断できす。費用は医療機関によってさまざまなので、ホームページや電話で確認しましょう。

(4)CTスキャン、MRI

超音波検査の結果を踏まえ、今後の治療方針を策定するためにおこないます。

Male medicine doctor hand holding stethoscope head

6)肩甲骨の痛みへの4つの予防ポイント

(1)食習慣の見直し

朝ごはんを含む3食をなるべく決まった時間に食べ、21時以降は飲食をしないようにして、胃腸にかかる負担を減らします。特に胃の調子が悪い人や、もともと胃の弱い人は気をつけましょう。

また、炭水化物やたんぱく質の量を減らし、アルコールを控え、フレッシュな果物や新鮮な野菜をたくさん摂るようにしましょう。

(2)運動

デスクワークや同じ姿勢での長時間の作業が多くなると、血液の循環が悪くなり、寝違えなどを起こしやすくなります。

わざわざ時間を割かなくても構わないので、通勤時に使っているエスカレーターを階段にするとか、一つ前の駅で降りて歩くなど、日常のルーティンを工夫するといいでしょう。

もちろん可能であれば、ストレッチをしたり筋トレをするのも有効です。特におススメなのは懸垂です。しんどい人は斜め懸垂でも大丈夫です。

(3)睡眠習慣の改善

朝起きた時間の14時間後には照明を少し落として、安らかな睡眠を得られるように工夫します。お風呂に入ってリラックスしたり、ストレッチをしたりすると深い睡眠が得られます。

(4)目を休める

パソコンやスマホ、テレビの見すぎなどは交感神経を刺激してしまいます。寝る直前まで見ないようにしましょう。 



今回のまとめ

1) 肩甲骨の痛みの5つの代表的症状は、何もしていなくても痛い、動かしたときの痛み、呼吸に伴う痛み、寝ているときの痛み、朝起きた時の痛みです。 

2)肩甲骨の痛みの5大原因は、寝違え、疲労、筋肉痛、冷え、内科系の疾患です。 

3) 肩甲骨の痛みへの5つの対処法、保温、冷却、ストレッチ、運動、病院に行くことです。 

4)肩甲骨の痛みが続く場合に考えられる4つの病気は、肝機能障害、胆のうの疾患、腎臓結石、胃炎です。 

5) 肩甲骨の痛みが続く場合にすべき5つの検査方法は、レントゲン、血液検査、超音波検査、CTスキャン・MRI検査です。

6)肩甲骨の痛みへの4つの予防ポイントは、食習慣の見直し、運動、睡眠習慣の改善、目を休めることです。