肩の施術を行う女性患者

肩こりで手がしびれることって、意外とたくさんの方が経験していると思います。でも病院に行って検査しても「異常なし」で済むことが多いんですよね。

今回は肩こりと手のしびれの関係・原因・考えられる病気・対処法・治療方法などをお伝えします。 



肩こりと手のしびれの3大原因!対処方法とは


1)肩こりと手のしびれの6つの代表的症状

(1)痛みをともなう 

(2)頭痛をともなう 

(3)片手だけがしびれる 

(4)両手ともにしびれる 

(5)朝起きるとしびれている 

(6)仕事の終わりごろになるとしびれる 

2)肩こりと手のしびれの3大原因 

(1)筋疲労 

肩コリによるしびれの場合は、原因が割と明らかです。脳から出た神経は首を通り、鎖骨を通り、脇の下をとおり、手の先へとつながっています。 

その神経の通り道で、筋肉の緊張により神経圧迫が起きるとしびれが現れます。神経圧迫が起きている場所によって、該当する神経の支配領域に神経症状が現れます。 

(2)脳障害 

肩や首がこることによって、脳へ行く血管が圧迫されると、脳の栄養状態が低下します。その結果、脳障害を起こすことによってしびれが現れるケースがあります。 

(3)寝相 

同じ側を下にして寝ていたり、腕を上に上げた状態で寝た場合などに、朝起きたらしびれていることがあります。これは、正座のあとに足がしびれるのと同じことです。 

3)肩こりと手のしびれへの3つの対処方法 

(1)保温 

神経圧迫や血管の圧迫によってしびれが出ている場合には、入浴などして身体を温めることで圧迫を緩和して、症状の改善を図ります。 

(2)マッサージ 

マッサージ屋さんや整体などで筋肉の筋張をほぐしてもらい、血行を改善するのも一つの方法です。デスクワークなどで姿勢が悪くなっている場合には整体の方が有効でしょう。 

(3)ストレッチ 

硬くなっている筋肉をストレッチングで柔らかくすることで、神経や血管の圧迫を緩和して症状の改善を図ります。 

ただし、しびれが常にある場合や、他の症状(めまいや吐き気、呂律が回らない)などがともなう場合には、自己判断せずに速やかに医療機関を普請することが大事です。 

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4)肩こりと手のしびれが続く場合に考えられる4種類の病気 

(1)肩関節周囲炎 

いわゆる四十肩・五十肩といわれるものです。肩周りの筋肉が緊張することによって、神経症状をともなうことがあります。 

(2)頚椎椎間板ヘルニア 

首の骨と骨の間にあるクッション(椎間板)が圧迫されて、中から髄核が飛び出して神経を圧迫することでしびれが起こります。 

(3)頚椎症 

加齢などが原因で頚椎が変形してくることで起こります。治療をしなくても治るケースがほとんどですが、ひどい場合には加療が必要になります。 

(4)脳梗塞 

脳の血管が詰まって、その先にある細胞が壊死したときに、手にいく神経領域であった場合にしびれが現れます。

肩コリでしびれが出ているからといって、一番に疑われることは少ないですが、心配な方は一度検査してもらうと良いでしょう。 

5)肩こりと手のしびれが気になる場合の3つの検査方法 

(1)徒手検査 

整形外科や整骨院で、徒手を用いて検査する方法です3割負担で初診料込みで1,200円程度のところが多いようです。 

(2)レントゲン検査 

骨の状態をレントゲンで撮影して、椎間板ヘルニアなどが出ていないかを調べます。整形外科で診てもらいます。費用は3割負担で1,000円ちょっとのところが多いようです。 

(3)MRI検査 

レントゲンには映らない神経の状態などを精査します。神経内科などで診てもらいます。3割負担で10,000円前後のところが多いようです。 

MRI machine is ready to research in a hospital

6)肩こりと手のしびれへの5つの治療方法

治療にかかる費用は期間は、症状の程度や個人差が大きいので一概にこれくらいということはできません。担当のお医者様に相談すると良いでしょう。 

(1)整形外科的治療 

低周波治療器や罨法で血液やリンパの流れを改善したり、牽引によって首の神経の通りをよくしたりします。また、必要があればテーピングなども施します。 

(2)ブロック注射 

しびれに伴って痛みも強い場合には、神経をブロックする注射によって、一時的に痛みを緩和させ、血管を拡張する治療が行われることがあります。 

(3)手術 

ヘルニアを取り除いたり、脳梗塞の場合に手術を行うことがあります。 

(4)投薬治療 

痛みがひどいときに痛み止めや、神経の通りをよくする薬を飲んだり、また脳梗塞の保存療法の時に薬を用いたりします。 

(5)リハビリ 

脳梗塞の後遺症でしびれや機能低下が出ている場合には、リハビリを行うことによって機能回復を図ります。 

7)肩こりと手のしびれへ未然にできる3つの予防ポイント 

(1)生活習慣の改善  

肩コリはほとんどの場合、血行不良から起きるので、入浴で身体を温めたり、適度な運動をしたり、質の良い睡眠をとったりして、血液循環をよくすることが大事です。 

(2)姿勢を改善する 

デスクワークが肩コリの原因の一番なので、仕事中の姿勢や普段の姿勢を意識することが大事です。整体などを利用するのも一つの手段でしょう。 

(3)休養をとる 

血液の循環を悪くさせる最大の要因はストレスです。リラックスする時間を設けてあげることで、心身ともに休養をとることが大事です。 



今回のまとめ 

1)肩こりと手のしびれの6つの代表的症状とは 

2)肩こりと手のしびれの3大原因 

3)肩こりと手のしびれへの3つの対処方法 

4)肩こりと手のしびれが続く場合に考えられる4種類の病気 

5) 肩こりと手のしびれが気になる場合の3つの検査方法 

6) 肩こりと手のしびれへの5つの治療方法とは 

7)肩こりと手のしびれへ未然にできる3つの予防ポイント