女性の膝の診察を行う医者

みなさん、歩いている時や階段を上り下りする時に膝や膝下に痛みを感じることはありませんか?長く続く膝下の痛みで悩んでいる方もいると思います。

今回は、膝下の痛みの原因や潜む病気などをご紹介したいと思います。



膝下の痛みの4大原因!症状・対処方法とは


1) 膝下の痛みの7つの症状

(1) 痺れ

膝の下が痛みと共に痺れが出ることがあります。膝の痛みが続き、次第に痺れが出てくるようなら注意が必要とする場合があります。

(2) 腰痛

腰痛がひどくなるにつれて、膝下の痛みや痺れが出ることがあります。片側や両側を個人差はあります。

(3) 頭痛

頭痛が続いたり、急な頭痛に襲われた際に膝下の痛みや痺れが生じることがあります。

(4) 腫れ

膝下に痛みが生じて、経過によっては膝下の部位が腫れることがあります。

(5) 動かしずらい

膝下の痛みが生じ、足の動きが悪くなることがあります。引きずってあるくようにもなります。

(6) 熱感

膝下の痛みと共に、熱感が生じることがあります。膝下が熱い感じがします。

(7) むくみ

むくみがひどくなると、膝下に痛みが生じることがあります。

2) 膝下の痛みの4大原因

(1) 外傷的原因

転倒や物が当たったりなどした際に、膝下の痛みが生じることがあります。

(2) 体重増加

体重増加や体重が基準値よりも高い方は、足など特に膝に負担がかかる為痛みが出やすい傾向にあります。

(3) 高熱

高熱や寒気などによって身体もそうですが、膝下に痛みが出ることがあります。

(4) 病的原因

膝下の痛みは様々な病気によって生じることがあります。脳や腎臓、骨の病気から痛みがでることがあります。

3) 膝下の痛みで考えられる4種類の病気

(1) 糖尿病

病的に血糖値が上昇し、神経障害や意識障害など数々の合併症を引き起こしていく現代病です。

トイレの回数が増えたり、尿量が多くなるといった症状などがありますが手足の痺れの症状が出たり足の痛みが生じたりして進行すると細胞壊死などによって最悪、部位切断という結果になることもある危険な病気です。

(2) 脳梗塞

脳の血管が詰まることによって、脳の組織などが壊死したりする病気です。それによって、身体に様々な神経障害などを起こし、場合によっては詰まった血管が破裂し出血するなど命に関わる危険な病気でもあります。

出血など微量の場合などでも、神経症状として足の裏が痺れたり足の痛みが出ることがあります。。

(3) 椎間板ヘルニア

背骨にある椎間板という軟骨が飛び出し、神経を圧迫することにより激痛やしびれなどが生じる病気です。

初期症状では、腰痛や足の裏の痺れや膝下の痛みなど、次第に体を少し動かしただけでも激痛を生じ寝たきりなるなど重病ともいえる病気です。腰痛や坐骨神経痛と誤診されることも多い病気でもあります。

(4) 膝関節症

ふとももと膝の下の部分をつなぎ合わせている膝のお皿の軟骨がすり減ることにより、軟骨によって円滑に動いていた膝が骨と骨がすり合わさるようになり痛みが生じる病気です。高齢の方に多い病気です。

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4) 膝下の痛みへの3つの対処方法

(1) 市販薬

受診する時間がない方や、受診前で痛みがひどい方は市販薬の痛み止めを飲んで様子を見ましょう。今は病院で処方される痛み止めも販売されていますので安心です。

痛み止めは胃に負担をかけるので、胃薬と一緒に服用しましょう。

(2) クーリング

膝下が痛い時に、小さいアイスノンやビニール袋に氷を入れタオルで巻き、膝の部分に当てましょう。痛みが軽減します。

(3) 保温

むくみなどによっての膝の下の痛みの場合は、血行が悪くなっていますので、温めて血流を良くしましょう。痛みが軽減され、むくみも少し引きます。

※上記の対処方法はあくまでも瞬間的な対処方法となります。痛みや違和感が続く場合は、速やかに専門医で検査を受けましょう

5) 膝下の痛みが続く場合への5つの検査方法

(1) レントゲン

レントゲンにて股関節から膝下にかけて異常はないか調べます。骨の形状や軟骨の具合などを見ます。微量ですが被ばくするため妊婦などは説明することをお勧めします。

整形外科でも行われますが、総合病院をお勧めします。

(2) 血液検査

血液を取り、血液中の成分を調べる検査です。炎症など疑われたりした場合や糖尿病など血糖値などを見る為に行われることがあります。

幅広い病気が潜んでいる可能性がある為、総合病院の整形外科か内科をお勧めします。

(3) 尿検査

健康診断などでも行う検査です。検尿することにより、細菌や尿糖や血尿など数々の病気の兆候があるかないかを調べることができる検査です。

糖尿病予備軍や糖尿病など見つかることがあります。診療所でも行われますが、総合病院の内科をお勧めします。

(4) CT検査

脳血管障害などが疑われた場合などに行われます。X線にて頭部を撮影し、撮影した画像を輪切りにして、処理された画像を見て病変箇所などを特定していきます。

造影剤など注入することにより脳血管障害なども特定できるようになります。円状の検査機の中に入る為、閉所恐怖症の方は事前に説明し対応してもらうことをお勧めします。

総合病院の整形外科を受診することをお勧めしますが、整形の医師より脳神経内科へ行くことを勧められることもあります。

(5) MRI検査

CT検査よりも、鮮明な画像処理により脳内をいろんな角度から見ることができる検査です。病変や病気がはっきりと映し出される為、医師も診断しやすい検査です。

X線検査とは違い、微量の被ばくもなく安心ですが、固定され狭い円状の空間に入る為閉所恐怖症の方は説明しましょう。

強力な磁石などが使用されている為、事前説明にてネックレスや装飾品など外してくださいなどがあります。

浴衣のような検査着に着替える為、検査中寒く感じることがあります。総合病院の口腔内科受診をお勧めします。

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6) 膝下の痛みが続く場合への4つの治療方法

(1) 薬物療法

痛み止めや筋肉の緊張をほぐす薬が処方されることがあります。脳梗塞には、血液の流れをよくする薬や血管が詰まるのを予防する薬が処方されます。

糖尿病には血糖値を下げる薬や血糖値が上がるのを抑える薬、インスリン注入があります。

(2) リハビリ

理学療法士と組み、膝関節症で動きづらくなった膝を動かせるようにしていく訓練法です。また平行棒などを使い歩行し筋力をつけていく療法もあります。

状態により理学療法士がメニューを組み立てますので相談しながら行いましょう。

(3) ヒアルロン酸注射

膝関節にヒアルロン酸を注入し、一時的に痛みを抑えることによって歩きやすくなったりする療法です。通院することになります。

(4)手術

椎間板ヘルニアの場合、保存治療で対処できる患者のほうが多いのですが、手術が必要な患者もいます。

病院選びや医師が少ない現状もありますが、難しい手術でもあります。患部の椎間板を取り、そこに上と下の脊椎を結合させるという術式です。

脳梗塞などの場合はバイパス術という、詰まった血管とは別のルートを人工血管にて作り血流をよくする術式など、出血がある場合などは、血腫を取り除く術式などがあります。医師や家族などと相談して決断しましょう。

7) 膝下の痛みへ未然にできる4つの予防習慣

(1) 入浴

湯船につかることにより、血流がよくなります。むくみなどからくる痛みにはまず、むくみを予防することからはじめましょう。

(2) 薬服用

処方された薬の用法容量を守り、飲み忘れがないかなど記録したりして服用するようにしましょう。再発予防などで飲む薬もあるので気をつけましょう。

(3) 食事

1日3食食べる日課を作りましょう、そして野菜、魚、肉とバランスの取れた食事を心がけましょう。暴飲暴食には気をつけましょう。

(4) 足に負担をかけないよう

歩行したり、常に足には負担がかかっていますが、座るときや寝るとき、起きるときなど勢いよく動かしたりしないようにしましょう。

杖や装具を医師や理学療法士から勧められた場合は、負担軽減にもなりますので使うようにしましょう。1日何10円とレンタル料を取られることもあります。



今回のまとめ

1) 膝下の痛みの7つの症状

2) 膝下の痛みの4大原因

3) 膝下の痛みで考えられる4種類の病気

4) 膝下の痛みへの3つの対処方法

5) 膝下の痛みが続く場合への5つの検査方法

6) 膝下の痛みが続く場合への4つの治療方法

7) 膝下の痛みへ未然にできる4つの予防習慣