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外反母趾の痛さを経験したことはありますか。そもそも外反母趾を指さしてくださいと言われたら、場所が分からない人もいるかもしれません。

実際にどのような病気が考えられるのでしょう。今回は外反母趾が痛い原因・症状・対処方法をお伝えします。



外反母趾が痛い3つの治療方法!対処・予防法とは


1)外反母趾とは何か

一言でいうと「足の親指が小指の方向へ曲がっていってしまう症状」です。

指の付け根にある深横中足靭帯が伸びたり緩んだりしてしまったうえ上に、靴など履物によって締め付けられることで、結果親指が小指側に曲がり変形した状態になってしまいます。

男性より、女性に多く見られ履物による影響が堅調でかかとの高い靴を履く機会が多いことも考えられます。

2)外反母趾の5つの種類と症状

(1)靭帯性外反母趾

足裏の刺激不足により、足底反射が起こらず足指を踏ん張ることが出来ないため足底筋群の発達不足や退化によるものが原因とされます。足全般に痛みやしびれが起きると共に、疲労骨折にも繋がります。

(2)仮骨性外反母趾

親指は曲がらないで、親指の付け根の骨だけがでっぱり、外見上曲がったように見える状態です。

指上げ歩きをして、親指の付け根に当たる拇趾休部を強く打ち付ける歩き方をすることが原因とされ、肩こりや頭痛に繋がります。

(3)混合性外反母趾

(1)と(2)が進行し、混合したものです。靭帯性か仮骨性のどちらかから始まり年齢が増すにつれて悪化し、両方の状態になります。慢性的な痛みや疲労骨折、目まいなどが起こり得ます。

(4)ハンマートウ性外反母趾

指がハンマーの様に縮こまっていたり、逆に反りすぎたりした状態で、指上げ足とも呼ばれます。足指が長い特徴があり、靴の前上部にひっかけて歩く指上げ歩きが原因とされています。スポーツ障害発生の90%以上の原因とされています。

(5)病変性外反母趾

リウマチなどによる外反母趾でひどく変形します。それらの病的要因が主体となって変形する外反母趾です。痛みや腫れがあるときは変形が早く進行しているときです。脱臼や膝腰の痛みや膝に水が溜まりやすくもなります。

3)外反母趾がひどく痛い場合の3大原因

(1)歩き方

とりわけ小中学生の子供にも多く、足の筋肉の未発達が原因です。靴で足を覆い、足指を使って踏ん張らず、指の付け根で歩いてしまうので足底筋群が発達せずに親指が曲がってしまいます。

(2)

ゆるい靴、ヒール、パンプスなどが挙げられます。脱げやすい靴を履いているとそうしないための意識が働き、足指を上げたり指を縮めて歩いたりしがちです。

その状態では、指の力が地面に伝わらず親指の付け根への衝撃が大きくなり、親指の付け根の骨が出っ張る外反母趾になってしまいます。

(3)運動不足

ある程度の筋力が外反母趾を起こさない要因になります。とこらが現代では運動不足の人たちが増えています。足の骨格を保つための筋肉を落とさないためにも歩くことはとても大切です。

Orthopedic surgeons are testing a woman's hip.

4)外反母趾の痛みへの3つの対処方法

(1)マッサージ

血行を良くしてあげることと、筋肉をほぐしてあげることが目的です。足の指と裏をさすること、指の一本一本を揉むようにすること。さらにプラスとして入浴時に行うこと。気持ちよさと簡単な行動がマッチしています。

(2)ツボ押し

血行を良くする行間と湧泉というツボが勧められます。

行間は親指と人差し指の付け根の間位の場所です。湧泉は足の裏の中心部にあります。グリグリト押すことを繰り返し行いましょう。

(3)湿布

炎症を冷やすために行います。筋肉痛の詠唱を抑えることと同じ要領です。氷水も同等の効果が期待できますが、湿布でも十分可能です。

5)外反母趾の痛みから考えられる2種類の病気

(1)自律神経失調症

身体のバランスが悪くなった結果、首などの上半身でバランスを取ろうとします。その結果が、自立神経が通っている大切な部分に負担をかけ、誤作動を起こさせてしまいます。

不眠症や下痢、血圧異常など考えられる悪影響が数多く出てきます。

(2)慢性的な痛みと変形

足の骨格そのものに悪影響が起こります。女性の場合は、首や肩に凝りが起こります。男性は筋力が強いため腰で補おうとして、腰痛から広がります。

内臓的な痛みにも発展する可能性が高くあります。

6)痛みが気になる場合にすべき検査方法

(1)目視検査

整形外科で行います。プロの医師であれば見ただけで分かります。問診や測定検査をします。普段の行動や靴を見ることも行います。

(2)レントゲン検査

確実な結果を得るために行います。変形の程度を確かな数値として表します。

Male doctor explaining lungs x-ray to patient in the medical office

7)痛みが気になる場合にすべき治療方法

(1)保存療法

病院で性格に足の測定を行い、適切な靴選びのアドバイスや治療用のコンフォートシューズを作ったりします。靴に中敷きを入れることも一つの療法です。

足裏から横アーチを持ち上げることで、足の変形の進行を食い止めて矯正する方法です。

(2)運動療法

足指や足裏の筋肉を強化することが目的です。

床にタオルを敷いて、その上に立ち足指の付け根を深く曲げるように意識しながら足指でタオルを手繰り寄せる運動(タオル寄せ運動)やゴムバンドで足を鍛えるホーマン体操などが挙げられます。

(3)外反母趾の手術療法

数多くの手術療法があり、原因や患者の程度にも大きく左右はされます。上記の療法でも治らず、変形が激しくて普通の靴さえも履けない時に行います。

足を切断し、変形を直す方法です。メリット、デメリットあるため慎重な決断が必要です。

8)外反母趾の痛みへ日常生活からできる3つの予防習慣

(1)靴の選び方

可能ならば、原因を引き起こす可能性が高い靴を避けるべきではあります。難しい際には日常においても靴の選択をしっかりと吟味するべきです。

(2)歩き方

かかとをしっかりと地面に着けて足の指まで体重移動させ、指で地面をけります。歩行の改善をしっかり見直すことも大切です。

(3)筋力向上

足の筋力を高まるために鍛えます。激しい運動はしなくても自宅で行える体操やウォーキングが挙げられます。



今回のまとめ

1)外反母趾とは何か

2)外反母趾の5つの種類と症状

3)外反母趾がひどく痛い場合の3大原因

4)外反母趾の痛みへの3つの対処方法

5)外反母趾の痛みから考えられる2種類の病気

6)痛みが気になる場合にすべき検査方法

7)痛みが気になる場合にすべき治療方法

8)外反母趾の痛みへ日常生活からできる3つの予防習慣