男性患者に問診を行うナース

みなさん、肋間神経痛とはご存じでしょうか。神経痛に分類されるものですが、前兆から初期、中期、後期と軽度から進行することがあります。今回は、肋間神経痛の症状や進行によっての症状の変化などご紹介したいと思います。



肋間神経痛の18の症状!初期・中期・後期の変化とは


1) 肋間神経痛の5つの種類と特徴の違い

急な激痛は誰もが嫌ですよね。肋間神経痛には様々な特徴があります。そして誤解されやすく放置されやすい疾患でもあります。肋間神経痛の種類や特徴をご紹介します。

(1) 一時的な痛み

肋骨の周辺が痛むという症状がありますが、数日経つと痛みがなくなるということも特徴としてあります。

(2) 背部通

背中が痛むことがありますが、腰痛が原因だと思い腰痛の対処をする方もいて気づかないことも特徴としてあります。

(3) 呼吸時の痛み

呼吸をした際に、胸のあたりが痛むことがあり、呼吸器官や肺などの病気と思い診療所に受診する方もいます。そして受診後に医師から肋間神経痛と診断されることがあります。

(4) 片側の痛み

両方の肋骨の周辺が痛むことがありますが、片側だけの痛みが出ることがあります。片側だけの痛みで、内臓ではないかと誤解しやすく自己判断で市販薬を服用して過ごされる方もいます。

(5) 妊娠中に

妊娠中などお腹が大きくなると、肩や腰に負担がかかります。そして、急な痛みが出始め肋間神経痛になるケースがあります。

2) 肋間神経痛の初期症状!6つのチェック項目

肋間神経痛になる前兆や初期症状に下記の痛みが出ることがあります。当てはまった方は、早期受診早期治療をお勧めします。

(1)胸部の痛み

(2)肩の痛み

(3)動作時の痛み

(4)背部痛

(5)呼吸時の痛み

(6)くしゃみや咳で痛む

3) 肋間神経痛の中期症状!6つのチェック項目

上記の前触れや初期段階での症状もあったと思いますが、中度になると下記のような症状がでることがあります。チェックとして確認して当てはまった方は受診をお勧めします。

(1)脇腹が痛む

(2)みぞおち部分が痛む

(3)腋の部分が痛む

(4)胸を張ると痛む

(5)身体をねじると痛む

(6)物を持つ時に痛む

Doctor showing his notes to his patient

4) 肋間神経痛の後期症状!6つのチェック項目

初期、中期とチェック項目を紹介しましたが、肋間神経痛がひどくなると下記の身体の内部の症状が出ることがあります。当てはまった方は、すぐに受診し適切な治療を受けることをお勧めします。

(1)会話時に痛む

(2)食事をすると痛む

(3)心臓の痛みに感じる

(4)熱発する

(5)吐き気や嘔吐がある

(6)呼吸がしずらく苦しく感じる

5) 肋間神経痛の考えられる5つの原因とは

肋間神経痛は、原因が特定できないと言われていることもありますが、検討されている肋間神経痛の原因の1部をご紹介します。

(1) 疲労

過度な疲労や身体を使った作業で負荷がかかることにより、肋間神経痛が発症する可能性もあります。身体に負荷がかかることも原因の1つです。

(2) ストレス

精神的ストレスが原因としてあります。緊張する場面が多い方や精神的に落ち込みやすい方は気を付けましょう。

(3) 冷え

寒い時期や身体が冷えることによって、肋間神経痛に症状が出ることがあります。寒い時期に肋間神経痛と診断されることが多いこともあるので、冷えの対策が必要です。

(4) 肩こり

ディスクワークや同じ体勢などで肩こり持ちの方は、肋間神経痛になりやすいと言われています。肩や肋骨周辺は近くにあるので、症状が出た場合は肩こり持ちだからなど自己判断せず受診することをお勧めします。

(5) 精神疾患

精神疾患を患っている方は精神症状と共に身体症状として、胃腸の症状や頭痛、そして肋間神経痛を併発してしまうこともあります。

Doctor explaining reports to senior patient on computer

6) 肋間神経痛への治療方法とは

肋間神経痛と診断され、どのような治療があるのか気になり不安になったりもしますよね。肋間神経痛は痛みを抑え緩和していく治療法が選択されますので、肋間神経痛に行われている治療法をご紹介します。

(1) 薬物療法

肋間神経痛には鎮痛剤や温シップ、筋肉の緊張をほぐす薬が処方され様子を見ていきます。精神疾患には抗不安薬や抗うつ剤、向精神薬によって様子を見て治療していきます。通院することになりますので、時間を作ったり休暇をもらうなどして療養していきましょう。薬は決められた量を服薬し副作用や効果がない場合はすぐに受診し医師と相談して調整してもらうようにしましょう。

(2) ブロック注射

鎮痛剤などと使っていても効果がなかったり、痛みが強い場合に、患部に鎮痛作用のある麻酔の注射を打ちます。鎮痛剤よりも痛みがなくなりますが、定期的に受診しブロック注射を打つことになりますので受診した際に医師に状態を説明しながら判断していただきましょう。

(3)認知行動療法

精神的な分野で広く使われている療法です。考え方に重点を置き、もののとらえ方から生まれる考えそして行動。その中の考え方を変えていく療法です。認知行動療法から作業療法の社会復帰に向けてのリハビリへと段階を踏んで医師と共に治療していきます。

(4) カウンセリング療法

精神科にて、カウンセラーや心理士に悩みや相談を打ち明け話す療法です。傾聴してもらい、その悩みや相談に合った適切なアドバイスをもらい気分の落ち込みなどを軽減していくことが目的とされています。

(5 温熱療法

ホットバックというホッカイロが大きくなったような物を患部に当て、温める療法です。温めることによって痛みなど軽減され痛みがなくなることもあります。リハビリなどで理学療法士と相談しながら行いますので、理学療法士に状態説明をして相談しながら治療していきましょう。

7)肋間神経痛を予防するための5つの生活習慣

肋間神経痛は急な激痛が走り、いつ症状が出るかわからないということがあります。ですが生活習慣や日用生活の改善で、肋間神経痛にならないよう予防や診断されてからの生活改善にて痛みが緩和されることがあります。

(1) 入浴

日頃から温めるよう心掛けましょう。シャワーなどで済まさず湯船に浸かり身体を温め血流を良くすることも予防につながります。また入浴して痛みが治まったと言われる方もいます。

(2) 冷やさないようにする

寒い季節や冷え性の方は、外出時や家でも身体を温めるようにしましょう。ホットタオルを患部に巻いたりすることも良いです。

(3) ストレッチ

入浴後は筋肉も柔らかくなっている為、軽いストレッチをすることで筋肉の緊張がよりほぐれます。日頃から入浴後や寝る前などに少しでも行うようにすることも予防法の1つです。

(4) ストレス発散

ストレスが溜まりやすい現代で自分の時間を作ることも難しいですが、ストレスは様々な病気の原因にもなります。休日に自分の趣味に時間を使ったり、過度に疲れ辛いようでしたら休暇を取るあどして、ストレス解消や疲れを癒しリフレッシュしましょう。

(5) 身体に負荷をかけない

日常生活を送っていると重い物を持ったりなど身体に負担はかかりますが、少しでも時間を作り身体を休ませることも予防の1つです。



今回のまとめ

1)肋間神経痛の5つの種類と特徴の違い

2)肋間神経痛の初期症状!6つのチェック項目

3)肋間神経痛の中期症状!6つのチェック項目

4)肋間神経痛の後期症状!6つのチェック項目

5)肋間神経痛の考えられる5つの原因とは

6)肋間神経痛への治療方法とは

7)肋間神経痛を予防するための5つの生活習慣