Medical exam

みなさん、胸の痛みや背中の痛みで悩んでいる方がいると思います。急に痛くなることや呼吸時に痛みを感じるなどあると思います。しかし、それは症状でもあり病気のサインです。今回は痛みで悩んでいる方に胸の痛みや背中の痛みの原因や病気をご紹介します。



胸の痛み&背中の痛みの6大原因!病気のリスクとは


1) 胸の痛み&背中の痛みが同時に現れるメカニズムとは

胸の痛みと共に背中の痛みが同時に現れることがあります。ですが、どうして同時に痛みが現れるのか気になると思います。胸と背中の痛みが同時に現れるメカニズムをご紹介します。

(1) 咳のしすぎによるもの

咳が止まらないなどで、胸や背中が痛くなることがあります。

(2) 呼吸器疾患によるもの

呼吸器疾患による症状「咳、胸痛」で胸や背中に痛みが生じることがあります。

(3) 骨や筋肉からの痛みによるもの

骨や筋肉の疾患や筋肉痛などでも胸や背中が痛くなることがあります。

(4) 精神的な心因性によるもの

過度なストレスが溜まり、また精神疾患の身体症状で胸や背中の痛み腰痛なども出ることがあります。

(5) 心臓疾患によるもの

心臓の疾患の発作によって胸や背中の痛みが出ることがあります (詳しくは下記に病気などご紹介いたします)

2)胸の痛み&背中の痛みで考えられる6大原因

胸や背中の痛みは症状でありますが、必ず原因があります。辛く悩まれている方もいると思います。まず胸や背中の痛みの大原因をご紹介します。

(1) タバコ

タバコは血管を細くするだけではなく、全身の病気の引き金になることもあります。吸うことで症状が出ることもあります。

(2) 飲酒

多量に飲酒することによって、呼吸が浅くなり息苦しくなる場合があります、それによって胸や背中が痛くなる場合があります。

(3) 激しい運動

激しい運動した際、一時的な呼吸数が上がることで胸や背中、筋肉に痛みが出ることがあります。

(4) 食生活

塩分や脂肪分の取りすぎ、食生活の乱れによって様々な病気になることがあります。

(5) ストレス

疲労やストレス過多は、身体に多きな悪影響を及ぼしますので原因としてあげられます。

(6) 病的原因

内臓疾患、精神疾患、血管障害などの病気により胸や背中の痛みを生じることがあります。下記に記載いたしますので参考までにご覧いただきたいと思います。

Doctors and nurses discussing together

3)痛みが続く・・・考えられる6種類の病気とは

痛みが出るメカニズムや原因を説明しまさいたが、病気が潜んでいることがあります。治療によってすぐ治まるものや治療に長期的時間を要するものまでありますが、疑われる病気をご紹介します。

(1) 喘息

呼吸器疾患です。発作的に気管が狭くなり喘鳴や息苦しくなり、呼吸困難といった危険な状態になる場合があります。。大気汚染やホコリ、また遺伝性にて患ってしまうこともある病気です。

(2) 急性気管支炎

風邪や細菌感染によって気管支が炎症を起こし、喘息に似たような発作が起きてしまう病気です。治療によって、回復すれば息苦しさはなくなります。

(3) 関節リウマチ

関節が炎症を起こし、痛みや腫れたりします。進行すると骨が変形し痛みが全身に広がったり、内臓疾患を併発することもあります。女性に多いですが、「手足が動かしずらい、筋肉の萎縮、硬縮」などが見られます。

(4)肺炎

風邪の菌や細菌によって引き起こされる病気です。ウィルスや誤嚥によっても起きます。咳や痰、呼吸困難や呼吸時の胸や背中の痛みなどの症状がでます。高齢者は、誤嚥性肺炎や肺炎になりやすいので、食事の時は注意が必要です。

(5)心筋梗塞

心臓の血管が狭くなり血液が詰まり、心筋細胞が壊死していく病気です。血液循環が悪いなど食生活など様々な原因はありますが歳を重ねるごとに心筋梗塞になる可能性が高くなります。「突然の胸痛、動悸、息苦しさ、頻脈」など出ることがあり、最悪意識消失し倒れ心配停止状態になり命を落としてしまうこともあります。

(6)肺がん

肺にできる悪性腫瘍です。転移する可能性も高く命を落とす確率も高い癌です。咳や痰がらみなどの症状が出ますが、発見された時には進行している場合が多いです。定期的な検査をお勧めします。

4)試してみたい・・痛みへの対処方法とは

病気を説明しましたが、怖く不安に思われた方もいると思います。また突然発作が起こることありますので、その時にできる対処法をご紹介します。

(1) ファーラー位

30度~60度と上半身を上げて様子を見てみましょう。息が苦しい時などに上半身を上げて過ごすと呼吸が楽になります。介護施設や病院などでも使われている対処法の一つで技術です。

(2) クーリング

骨や関節、筋肉が痛む場合はアイスノンにて患部を冷やしましょう。そして安静にして様子を見て、早めに受診をしましょう。

(3)発作時吸入器使用

急な喘息発作に「メプチン」などの吸入器を処方されていると思いますが、すぐに使用しましょう。風邪と共に発作が併発される時は効かない場合もあるのですぐに受診しましょう。

(4)頓服薬服用

突然強い胸痛や動悸により息苦しくなった場合は、心発作に使われる舌下薬の「ニトロペン」など処方されていると思いますのですぐに使用し安静にしましょう。

(5)気道確保

意識消失し呼吸が浅い場合など、顎を上げて気道確保しましょう。また呼吸停止や心肺停止がある場合は心配蘇生をして救急車が到着するまで続けましょう。

(6)救急搬送

強い喘息発作や強い胸痛で倒れた場合、救急車を要請し搬送しましょう。そして、心肺停止が見られたらすぐに心配蘇生など続け到着を待ちましょう。到着したら、救急隊員に状況を説明し引継ぎましょう。

※上記の対処方法はあくまでも瞬間的な対処方法となります。痛みや違和感が続く場合は、速やかに専門医で検査を受けましょう

Doctor and surgeon reading notes

5)病気が気になる・・専門医での検査方法とは

病気や対処法を説明しましたが、自分で受診した時や救急の場合でも医師が判断し行われる検査が気になる方もいると思います。そこで、病気が疑われた際に行われる検査方法をご紹介します。

(1) 視診

問診後、口内や喉が炎症を起こして腫れてないかなどを見ます。

(2) 血液検査

血液を採取し、炎症反応や心臓においては心筋細胞から酵素が血中に流れる為「CPK」の数値やその他の数値も診て診断します。

(3) 肺シンチグラム

呼吸機能や肺の血流障害を調べる検査です。テクネシウムという製剤を注入し、正面、後ろ、斜めと撮影し画像処理した後に診断します。血管が狭くなっていると注入した製剤が写らず、血流が悪い部分は薄い画像として異常が確認されます。

薬物アレルギーの方などは事前に説明しましょう。検査中なども気持ち悪くなったりしたら看護師などに言いましょう。総合病院へ受診することをお勧めします。

(4) 心電図

心臓の部分に電極をつけ、心臓の波形を診ます。発作時は波形に異常が見られることもありますが、狭心症や心筋梗塞では数分で発作が治まることもあり波形が出ないこともあります。診療所でも行えますが総合病院をお勧めします。

(5) 冠動脈造影検査

心臓血管に造影剤を注入し、手足からカテーテルを入れ心臓血管が狭くなってないかなど撮影し検査をします。下記にも記載しますが、その時に治療を行うこともあります。

(6) MRI検査

ドーム状の検査機に入り、検査部位を撮影します。その画像処理されたものをいろいろな角度から見て血管や病変箇所を診て診断します。様々な分野で使用されています。悪性腫瘍や血管障害などもわかります。

検査中は肌寒く、検査温が鳴り響きうるさく感じます。狭い空間に入る為閉所恐怖症の方は、事前に相談しましょう。今では、狭い空間に入らなくてもMRI検査ができる機械を置いてある病院もありますが、まだ少ないです。総合病院へ受診をお勧めします。

6)病気が疑われた場合に行う6つの治療方法とは

病気と診断され辛いと思いますが、治療によって早期回復することもあります。ですが、どのような治療法が行われるのか気になる方もいると思います。上記の病気で行われる治療法をご紹介します。

(1) 薬物療法

薬にて様子が見れると医師が判断した場合に薬が処方され服用し経過をみていく治療法です。抗生物質や気管支拡張剤などで、心疾患や喘息には頓服薬が出されます。その症状に合わせた薬が合わせ処方されますので、しっかり用法容量を守り服薬し副作用が出た場合は受診し医師に相談しましょう。

(2) 吸引治療

喘息発作などで、行われます。霧状の気管支拡張剤を吸引するという病院で行われる処置です。

(3) 点滴

喘息発作や術後など、気管支拡張剤や抗生物質といった点滴をすることがあります。滴下数によっては時間がかかります。

(4) リハビリ

手足や筋肉の萎縮などを少しでも緩和する為、理学療法士と組みリハビリをします。ボールをにぎったり、足を動かしたりと軽いリハビリから初めていきますので、何か変化があれば理学療法士にすぐに相談するようにしましょう。

(5)風船治療

心筋梗塞や狭心症でも行われますが、先端にバルーンのついたカテーテルを手足の動脈から入れ、狭くなった血管を拡げるといった治療法です。検査と共に行われることもあります。

(6) 手術

心筋梗塞の場合、冠動脈バイパス術という手術が行われます。胃や足の動脈血管を取り、狭くなった血管につなぎ合わせ血液循環の回復を取るといった術式です。人工心肺装置を使う場合や使わず心臓を動かした状態で行うこともあるため、医師や家族と慎重に術後のことなど相談し慎重に決断しましょう。

肺がんでは、肺がんの進行度によっては手術が行われることがあります。術式は、肺移植などの手術もありますが、提供者が見つからないとできない為待機時間が長くなります。また早期発見などの肺がんでは、片方の肺を摘出する術式や局部の腫瘍を除去する術式があります。

7)胸の痛み&背中の痛みへの予防のポイントとは

病気と診断され治療している方は療養し早期回復の願っております。ですが、症状や病気は日頃の生活を改善することで予防することができます。対処法をご紹介します。

(1) 禁煙

タバコは身体に負担をかけ様々な病気の引き金になりますので、心疾患や呼吸器疾患と診断された方もふくめ悪化させない為にも禁煙しましょう。

(2) 飲酒控える

多量に飲酒することによって呼吸が浅く早くなり、心臓にも身体にも負担をかけ胸や背中の痛みがでることがありますので、適度に飲酒をし美味しいお酒を楽しみましょう。

(3) 適度な運動

激しい運動は痛みの原因や心臓や呼吸器に負担をかけますので、適度な散歩やウォーキングなどするように心がけましょう。

(4) 食事

塩分や糖分を控え、バランスの取れた食事を取るように心がけましょう。1日3食と食欲がなくても少しでも食べるようにしましょう。

(5) ストレス発散

疲労やストレスも上記の病気の引き金になりますので、時間を作り自分の趣味に没頭できる時間を作りリフレッシュするようにしましょう。

(6) 頓服薬を持っておく

いつ喘息発作や心臓の発作が起こるかわからない為に、外出時はバックに入れておきましょう。また家にいる時でも、すぐに手に届く場所に置いておくようにしましょう。



今回のまとめ

1) 胸の痛み&背中の痛みが同時に現れるメカニズムとは

2)胸の痛み&背中の痛みで考えられる6大原因

3)痛みが続く・・・考えられる6種類の病気とは

4)試してみたい・・痛みへの対処方法とは

5)病気が気になる・・専門医での検査方法とは

6)病気が疑われた場合に行う6つの治療方法とは

7)胸の痛み&背中の痛みへの予防のポイントとは