体調不良の女性

寝違えて腰や肩甲骨が痛くなってしまうことは多くの方も経験があるでしょう。ちょっとした寝違えも放っておくと、睡眠障害やその他にも影響があります。今回は、寝違えて肩甲骨が痛いという症状の原因や対処法などについてご紹介させていただきます。



寝違えて肩甲骨が痛む?メカニズムと試したい3つの対処方法


1)どうして・・?寝違えて肩甲骨が痛くなる2大原因

(1)筋肉の過緊張

寝違えた際に肩甲骨が痛くなる理由の一つとして、首から肩にかけての筋肉が緊張している状態になるというのが挙げられます。寝違える要因としては、無理な体勢で睡眠を摂っていることで筋肉が緊張状態となり起床した際に筋肉が硬直して肩を中心とする上半身の筋肉に痛みを生じさせますので、この場合には寝具の買い替えをオススメします。

(2)ヘルニア

ヘルニアとは人間の身体にある椎骨と呼ばれる骨の間から椎間板が出てきてしまい神経を圧迫することで痛みや痺れを発生させることをいいます。これは、長い時間無理な体勢を強いることのある寝違えで起こる可能性もありますので十分注意が必要になります。上記の筋肉過緊張とは違い、首から肩甲骨にかけて痺れを伴う痛みが生じてくることがありますので、早めに整形外科への受診をオススメします。

2)応急処置!起きた時に肩甲骨が痛い場合への有効な対処方法

(1)ストレッチ

痛みの原因が筋肉の過緊張と断定できる場合には、身体を伸ばすなどして解すことで対処することが見込まれます。ストレッチはあくまで、筋肉を和らげるために行うため過剰且つ激しく行うことは逆に筋肉や神経を傷つけてしまいヘルニアや骨折を引き起こすことがありますので、注意が必要となります。ゆっくりと腕を背中の方へやり胸を伸ばす運動が効果的となっており、座ってのストレッチが基本となっております。

3)症状が続く場合に・・考えられる3種類の病気とは

(1)胸郭出口症候群

この病気は、鎖骨周辺から手指につながっている末梢神経の束が骨下動脈や鎖骨下静脈などの血管を圧迫することで痛みを生じさせる病気となっております。また、心臓から続く血管が神経とともに圧迫され肩甲骨を始めとする手や腕に痛みと痺れを生じさせる病気となっております。症状の特徴としては、腕や首を特定の位置まで上げたり曲げるなどをした際に手指の痺れや肩甲骨の痛みなどがありますので、早急に整形外科への受診をオススメします。

(2)肩甲上神経麻痺

この病気は、慢性的な生活習慣により発症することの多いものとなっております。症状としては、腕を水平以上に上げることで肩へ痛みが生じることが挙げられ、これは肩甲骨の神経が麻痺を起こして痛みやしびれを引き起こすものとなっております。この病気は、習慣的に腕を回すなどをするスポーツ選手によく見られ、肩甲骨にある神経が麻痺を起こして発症することが多いとされています。

(3)肝炎

肩甲骨の痛みや背中全体への痛みが右側へ集中してしまうと、肝臓疾患の疑いが強まる場合があります。理由としては、肝臓は身体全体の毒素をろ過し栄養素を体内へ溜める役割を担っており肝炎などの病気により肝臓でろ過しきれなかった毒素が体内を巡ってしまうことで肩甲骨や右側の背中全体に倦怠感を引き起こすことがありますので、循環器系の病院などで診察を受けることをオススメします。

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4)専門医で試したい!肩甲骨の痛みへの3つの治療方法

(1)アイシング

この治療法は、自宅でも行うことができる治療法となっていますが、適切な位置を適切な時間行うなどを知るために整形外科や整体院の先生にアドバイスを貰うことが治療に必要不可欠となっております。アイシングは、筋肉を痛めるなどした際に効果的な治療法となっており冷感効果による痛みの緩和などに作用しまた傷めた部分の筋肉の熱を抑えて痛みを弱くすることができるためオススメとなっております。

(2)電気治療

この治療法は、整形外科で肩甲骨の麻痺が見られた場合に行われるものとなっております。これは、麻痺した部分の筋肉が萎縮を防いで治った際のリハビリ行為を簡易化することに効果があるためオススメとなっております。基本的にはどのような整形外科でも実施しているため、肩甲骨の痛みを感じる場合には早急に診察を受けることをオススメします。

(3)温熱療法

この治療法は、アイシングとは違い肩甲骨や付近の筋肉を温めることにより筋肉の硬直を緩める効果をもたらし痛みを解消していくことを目的としています。筋肉の硬直により肩甲骨を始めとする肩や上半身の痛みを和らげることができ、鍼灸で効果を得ることも可能となっておりますので、試してみることでリラックス効果も手に入るという利点がありますので、オススメとなっております。

5)生活習慣から予防を!寝違えへの3つの予防習慣

(1)入浴

先述したとおり、温熱療法につながる身体を温める習慣として入浴があります。しっかりと半身浴を行うことで、筋肉の硬直を未然に防ぎ歪んだ姿勢を入浴後に戻すストレッチを行うことで肩甲骨の痛みの原因を抑制することが可能となっております。38℃以上のお湯に、鳩尾あたりまで浸かることで効果を発揮するため、オススメとなっております。

(2)食習慣

食習慣については、肝臓疾患を未然に防ぐ目的で負担を軽減する塩分の削減を行うことをオススメします。そのことにより、腎臓や肝臓といった食物から得た栄養素の処理に掛かる負担を軽減し各種疾患を予防することが出来ますので、健康的な量の塩分や過度な栄養摂取を避けて適切な栄養分を摂取することをオススメします。

(3)睡眠習慣

睡眠習慣としては、先述した入浴により身体を温めて熟睡することが出来ますので、湯冷めをしないうちに床に就くことをオススメします。食習慣からは、睡眠妨害を避けるために睡眠3時間前までに食事を終え、逆流性食道炎による睡眠妨害や、睡眠中の身体の休息を摂らせる意味でも食事との間をあけることをオススメします。

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6)睡眠方法の改善・・熟睡への3つのポイントとは

(1)寝具の買い替え

寝違えることによる肩甲骨の痛みは寝具を替えることにより、改善することがあります。主に肩甲骨に関わる寝具としては、敷布団の柔らかさが重要となっております。低反発のものであると、身体が沈み込んでしまい帰って筋肉や骨への負担が大きくかかる場合があります。逆にこう反発のものであると、身体を支えるために常に筋肉を使うなどして帰って肩甲骨の痛みを促進させてしまうことになりかねません。よって、寝具店にて自身の身体がフィットする柔らかさを測定してくれる場合がありますので、そのようなサービスを利用することが有効と考えられます。

(2)食後3時間以内の睡眠を避ける

先述したとおり、食事をした際には体内で消化をするために各消化器官が活発化しています。そのため、消化に掛かる平均時間の3時間程度は床に就くことを避けることをオススメします。食後すぐに睡眠を摂ろうとしても、活発化している消化器官の影響で睡眠に必要なホルモンを出すことができず、無理に覚醒状態が続くことになります。よって、お腹を休める意味でも消化が落ち着く3時間を過ぎたあたりから睡眠を始めることをオススメします。

(3)睡眠前のストレッチ

ストレッチを行うことで、肩甲骨の痛みを和らげることが効果として期待できます。睡眠前にストレッチを行うことは、新陳代謝を高めより良い睡眠を摂ることができ、肩甲骨の痛みの原因の一つである筋肉硬直を改善することが可能となりますので、オススメします。普通の柔軟運動を行うことで、血行を良くし睡眠の質を向上させることが可能となりますので、オススメとなっております、風呂上がりや睡眠前に行うのがベストとされています。



今回のまとめ

1)どうして・・?寝違えて肩甲骨が痛くなる2大原因

2)応急処置!起きた時に肩甲骨が痛い場合への有効な1つの対処方法

3)症状が続く場合に・・考えられる3種類の病気とは

4)専門医で試したい!肩甲骨の痛みへの3つの治療方法

5)生活習慣から予防を!寝違えへの3つの予防習慣

6)睡眠方法の改善・・熟睡への3つのポイントとは