カルテを記入している女医

肩甲骨が痛くなったご経験はありませんか?痛いととても辛い場所になりますよね。腕全体がだるく、何もする気が起きなくなってしまったり、痛いがために何かの作業ができなくなってしまったりするかもしれません。そんな肩甲骨の痛みについてご紹介します。



左肩甲骨が痛い?考えられる6大原因と対処方法とは


1)なぜ痛みが?左肩甲骨が痛い6大原因とは

(1)筋肉痛

肩には負担がかかることがたくさんあります。特にスポーツをした後には筋肉痛になることが多いようです。右利きの人は左を使うことがあまりないため、左の肩甲骨に筋肉痛が起きてしまうことが多いようです。

(2)姿勢の悪さ

デスクワークの際、姿勢が悪くなってしまうことによって、肩に大きな負荷がかかってしまい、姿勢が悪い分肩の筋肉が凝ってしまい、血行が悪くなり痛みが生じます。

(3)ストレス

たくさん寝ても疲れが取れない、日常的にストレスを感じているなどの場合は疲労やストレスが左の肩甲骨の痛みに影響している場合が考えられます。

(4)四十肩

四十肩や五十肩などといいます。40代や50代で肩のあたりが痛くなります。運動後に痛くなることが多く、腕の可動域が狭まることが特徴になります。

(5)しびれなどを伴う病気のある場合

痛みだけでなくしびれがある場合は、神経系の病気が疑えるでしょう。変形性頚椎症、頸椎椎間板ヘルニア、椎間部すべり症、肋間神経痛、頸椎咳椎間狭窄症などがあります。

(6)内臓の病気

内臓の関係する病気の場合も肩甲骨が痛くなる場合があります。心臓が悪い、胃や腸が悪い、膵臓が悪いなどがあります。

2)試せる処置はあるの?痛みへの対処方法とは

歪みや姿勢の悪さからくる場合、左肩を耳に近づけるようにして上げていってストレッチをします。また、体の後ろで手を組みそのまま手を上に上げていくストレッチも効果的です。内臓からくるものになると、まずお腹に力を入れます。

腹圧を上げ、お腹の中に隙間を作るので内臓の位置が正常な位置に戻り、負担が軽減したり、左の肩甲骨の痛みが和らいでいきます。

3)病気の疑いも?病気かどうかのチェックと判断基準とは

まずは痛みが急に出てきて、激痛であるという事です。こういう場合は心臓の病気が影響している場合があります。胃や腸が悪い場合、食後に痛みが出ることが特徴的です。膵臓が悪い場合は、突然の急激な痛みが走ります。それと同時に、左側の背なかにも痛みがあることが多くなります。

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4)痛みが続く場合は要注意!考えられる3種類の病気とは?

(1)心臓疾患

左の肩甲骨に痛みが起こり、過呼吸でないのに息苦しさを感じるときなどは、心筋梗塞の疑いがあります。家族に心臓病の人がいる場合は要注意です。

(2)慢性膵炎

左の肩甲骨のやや下の部分とみぞおちの左奥に痛みを感じる場合は慢性膵炎の可能性があります。慢性膵炎の場合、症状が出てきたときには病気が進行している可能性がありますので、早めの医療機関の受診をおすすめします。

(3)過呼吸

過呼吸は死ぬのではないかと思うほど、息が苦しくなります。息の吐き過ぎからくるもので、血中の二酸化炭素が不足することが原因になります。ですので、息を吐くときより吸うときはゆっくり時間をかけて呼吸するようにします。

5)痛みが治まらない時には専門家へ!検査・治療方法とは

(1)検査方法

心臓の場合は、内科や循環器内科。膵炎の場合は内科や消化器外科を受診してください。はっきりしない場合は整形外科や内科を受診することをオススメします。問診、画像診断、血液検査、などの検査が行われます。

(2)治療方法

場合によっては手術が行われることもありますが、投薬で済む場合もあります。しかし、長期の通院になることも予想されますので、医療費は手術になる場合も通院になる場合も少し多めにかかると思われます。入院をして様子を見るという事もかんがえられますので、内臓が関係している場合には少し時間がかかるかもしれません。

6)習慣を整えよう!左肩甲骨が痛い症状への予防習慣とは

(1)しっかりと準備運動を行う

運動前には準備運動をしっかり行いましょう。そうすることで、肩甲骨周りを痛めることも、少なくなります。筋肉痛もだいぶ楽になると思います。

(2)姿勢を正しく

デスクワークをしている方は姿勢を正しく保つことが重要です。姿勢は体のゆがみを生みますので、姿勢は正しく保ちましょう。

(3)ストレスを溜めない

ストレスを溜める、疲れを溜めると肩甲骨に異常が出たりしますので、ストレス発散をうまく行って、ストレスを溜めない生活をすることが大切です。

(4)時々はストレッチも行う

動かさな過ぎてもよくないので、時々はストレッチを行うことも大切です。しかし、痛いのに無理をするのは危険ですので、痛みがあるときは病院を受診するか、もしくは、やめてください。

(5)内臓系の疑いがある場合

この場合は病院を受診してください。早めの受診をすることで病気の早期発見につながります。病気の発見に早いことは悪いことではありませんので、病院を受診することをオススメします。



今回のまとめ

1)なぜ痛みが?左肩甲骨が痛い6大原因とは

2)試せる処置はあるの?痛みへの対処方法とは

3)病気の疑いも?病気かどうかのチェックと判断基準とは

4)痛みが続く場合は要注意!考えられる3種類の病気とは?

5) 痛みが治まらない時には専門家へ!検査・治療方法とは

6)習慣を整えよう!左肩甲骨が痛い症状への予防習慣とは