デスクで資料に記入をしている医者

右胸の筋肉痛のような痛みには、普段の生活習慣やストレスまたは呼吸器の疾患で起こることで痛みを感じることがあります。

これらが原因で起きてしまう痛みにはそれぞれに対処方法があります。下記の項目から右胸の筋肉痛のような痛みについて紹介します。



この痛みはなに?右胸の筋肉痛のような痛みの4大原因とは


1)何が原因?右胸の筋肉痛のような痛みの4大原因とは

(1)筋肉疲労

胸の筋肉疲労は、スポーツ後の疲労や普段の姿勢の悪さから血行不良を起こしてしまいます。この血行不良は、胸の筋肉に疲労物質を溜めることとなり痛みとなって症状が現れます。

(2)ストレス

ストレスを多く抱えてしまうと自律神経のバランスを失い交感神経が優位な状態になります。交感神経が優位な状態では、胸に息苦しさを感じることがあり呼吸が浅く速くなりがちです。

呼吸が浅く速くなると胸の筋肉に疲労が溜まり痛みが出てしまいます。

(3)呼吸器疾患

気管支や肺に渡る呼吸器の炎症または悪性腫瘍などが起きてしまうと呼吸をすることが苦しくなります。呼吸をするたびに呼吸筋を大きくかつ速く動かすことになるので胸の痛みが出てしまいます。

また、病気そのものによることが原因でも胸は痛みを感じます。

(4)肋間神経の痛み

肋間神経とは、肋骨の間を通っている神経のことをいいます。この肋間神経に何らかの原因で圧迫が起きてしまうと痛みが出てしまいます。

呼吸機能検査や心電図またレントゲン検査で異常が見つからない場合には、肋間神経痛が疑われます。

2)応急処置はあるの?試してみたい対処方法とは

(1)湿布薬

ドラッグストアなどで販売されている湿布薬を貼ってみましょう。大抵の筋肉痛では、湿布薬で痛みが治まってしまうかもしれないです。

(2)非ステロイド性抗炎症薬

強い痛みの場合には、ロキソニンなどの非ステロイド性抗炎症薬を服用することで20~30分で痛みが引いていきます。

しかし、非ステロイド性抗炎症薬は副作用として胃の粘膜を荒らしますから胃の粘膜を保護してくれる薬との併用をおすすめします。

※上記の処方はあくまでも対処方法となります。違和感が続く場合は、速やかに専門医へ相談しましょう。

3)これは何かの病気の前兆?病気かどうかの判断基準とは

(1)長期的な痛みの継続

右胸が単発的では無く長期的な痛みは、炎症やまたは呼吸器に何らかの疾患があってもおかしくない証拠になります。

(2)息苦しさ

呼吸をするたびに息が苦しく感じるのは、呼吸器に問題があるかストレスによる精神的な病気の症状で現れます。

Men are undergoing medical examination

4)症状が続く場合は要注意!考えられる4種類の病気とは

(1)筋肉痛

筋肉痛は、普段スポーツをやる習慣が無い方がいきない激しい運動を行うことや、掃除や片付けで重い荷物などを運んだ際に胸の筋肉に大きな負荷が掛かることで起きてします。

大概のものは、翌日になると痛みやコリのような症状出てきますが、数日も経てば自然と治ってしまいます。

(2)肋間神経痛

肋間神経痛は、肋骨と肋骨の間にある肋間神経が圧迫されて痛みが出てしまう病気のことをいいます。

普段の姿勢の悪さから血行不良が起きて痛みが出てしまうことやストレスが原因で自律神経のバランスの悪さから交感神経が高ぶってしまうことで肋間神経が過剰に反応してしまい痛みが出ることが考えられます。

(3)気胸

気胸とは、何らかの原因によって肺に穴が開いてしまい、肺が正しく膨らむことが出来なくなり息苦しさが現れることをいいます。

主な原因は、はっきりとしていないのですが痩せ型の若い男性に多く、肺の中に嚢胞が出来て破裂することで空気が胸腔内に漏れてしまいます。

また、事故や怪我で肋骨折れて肺に刺さることでも気胸は起きてしまいます。

(4)肺がん

肺がんは、肺に出来てしまう悪性腫瘍のことをいいます。主に喫煙者は罹患率が高いといわれていますが、昨今の大気汚染により喫煙習慣の無い女性の方でも肺がんの罹患率が上がってきています。

初期症状は、風邪に似た症状で肺がんだとは気付きにくく、中期以降になると咳や血痰、胸の痛みが出て来ます。

初期の肺がんは、5年生存率が高いですが中期以降になると5年生存率が極端に低くなってしまうので早期発見早期治療が望まれます。

5)気になる場合は専門家へ!症状への検査・治療方法

(1)検査方法

まず整形外科もしくは呼吸器内科を受診します。担当の医師に症状を話し触診や聴診の診察の後、患部のレントゲン撮影になります。

肺に異常が見つかった場合には、より詳しくCT検査や肺がんの場合には腫瘍の一部を取って病理検査をします。

(2)治療方法

筋肉痛は、患部に非ステロイド性抗炎症薬入りの貼り薬を貼ることや錠剤の服用で痛みを取り経過観察で治癒します。

肋間神経痛は、主にストレスが関係しているのでまずは安定剤を使って様子をみて痛みが出る場合はロキソニンなどの非ステロイド性抗炎症薬を服用して良くしていきます。

気胸は、軽度の場合は、穴が自然に塞がるのを待ちますが中度以上の場合は、胸腔ドレナージという胸に管を挿入して、胸腔内に溜まった空気を体外へ排出し肺が膨らむようにします。

胸腔ドレナージでも良くならない場合には、気胸の原因である嚢胞を胸腔鏡手術で取り除きます。肺がんは、手術で取れる腫瘍は限りなく摘出をして完全に取りきることが難しかった場合には抗がん剤や放射線治療を追加で行います。

6)生活習慣を整えよう!右胸の筋肉痛のような痛みへの予防習慣

(1)右胸の筋肉の疲労を溜めない

無理に重たい物を持ち上げることや普段より激しい運動することは、胸の筋肉に疲労させることで筋肉痛になってしまいます。

自分の筋力や体力の範囲で活動すると筋肉痛は防ぐことが出来ます。

(2)ストレスを溜めない

肋間神経痛は、主にストレスが原因ですので肋間神経痛を発症しないためにも自分の好きなことをしてストレスを溜めないように心掛けましょう。



今回のまとめ

1)何が原因?右胸の筋肉痛のような痛みの4大原因とは

2)応急処置はあるの?試してみたい対処方法とは

3)これは何かの病気の前兆?病気かどうかの判断基準とは

4)症状が続く場合は要注意!考えられる4種類の病気とは

5)気になる場合は専門家へ!症状への検査・治療方法

6)生活習慣を整えよう!右胸の筋肉痛のような痛みへの予防習慣