大豆と豆乳

ヘルニアは頸椎や脱腸など、何らかの拍子で飛び出してしまう病気です。特に、椎間板ヘルニアは腰椎のクッションの役目をしますが、痛みがある場合は、食事なや生活習慣で和らぐことが可能です。

今回はヘルニアに効く食べものご紹介します。



【厳選】効果的な栄養素とヘルニアに効く食べ物10選


1)そもそもヘルニアとは?種類の違いと原因とは

(1)ヘルニアとは

ヘルニアとは、もともラテン語「飛び出す」という意味で、腰骨や、脛椎、鼠径部の脱腸などにも当てはまります。

(2)代表的な種類とその原因

多いのが腰骨の「椎間板ヘルニア」です。腰骨は、腰椎と仙骨と、クッションのような役目の椎間板という3つで構成され、ヘルニアはゼラチン状で、あんパンに例えるなら、あんこに相当する髄核があります。

ヘルニアのその後ろには「脊柱管 」という管が腰骨の中を通っていて、パンの中のあんこが何らかの拍子で飛び出て、そこを通る神経に触れて痛みを発します。原因は遺伝、もとから骨の変形、姿勢や加齢などです。

2)ここに注目!ヘルニアの予防・改善に必要な5種類の栄養素

(1)タンパク質

骨を支える役目がが筋肉です。筋肉の元を作るには、良質なタンパク質が必要です。植物性タンパク質よりも動物性の肉類の方が吸収率が良く、たくさん取りたいですが、バランスを考えるために野菜と一緒に食べることが大切です。

(2)ビタミンB群

特にビタミンB12は、痛みによる痺れを緩和してくれる働きがあり、魚介類や海藻類、レバーなどに多く含まれています。水溶性なので、取り過ぎた場合は体外へ出てしまうので、取りすぎのリスクはありませんが、小分けにして摂取しましょう。

(3)ビタミンE

若返りのビタミンとも呼ばれ、血液サラサラ効果や抗酸化作用があります。炎症による痛みを素早く改善してくれます。水に溶けない脂溶性ビタミンなので、取りすぎると骨粗しょう症などのリスクが高まります。1日800mgが摂取量です

(4)カルシウム

骨はカルシウムからできています。骨を丈夫にするには欠かせない栄養素です。更にカルシウム吸収率アップするには、なるべく太陽を浴びる習慣をつけたり、ビタミンDと一緒に取る事が良いとされています。成人の1日の摂取量は600mgが理想です。

(5)コラーゲン

ヘルニアに効く食べ物の代表と言われる栄養素です。ヘルニアだけでなく、お肌や歯、軟骨の形成、髪の毛の組織にも必要です。

3)ヘルニアに効く食べ物10選

(1)大豆

大豆に含まれる「大豆イソフラボン」や血流改善に役立つ「オメガ3脂肪酸」が炎症を沈める働きをします。逆に大豆を取りすぎると、腹痛や嘔吐などの体調を崩すことがあるため、1日75gを目安とします。

(2)ニンニク

ニンニクには「サイトカイン」と呼ばれる消炎作用があります。またニンニクを食べ過ぎると、血液が凝固する場合があるため、1日1片が良いとされています。

(3)アーモンド

血流をよくする「オメガ3脂肪酸」を含み、血流を良くするビタミンEが多く含まれています。脂溶性のビタミンが含まれているので、間食などのタイミング時に、2~3粒ほどが目安と言われています。

(4)ターメリック

カレーに含まれている黄色い香辛料です。うまみ成分豊富なうえ、抗酸化作用と消炎作用があります。

(5)マシュマロ

ゼラチン質が豊富で、コラーゲンの元を作り、ヘルニアに効く食べ物になります。ですが、糖分が多いので、食べ過ぎには注意しましょう。

(6)豚肉

骨を支える筋肉を作るには必要です。良質なタンパク源なので、お肉を選ぶなら豚肉の「もも肉」です。この部位はタンパク質が豊富です。

(7)鶏皮

ヘルニアに必要なコラーゲンが豊富です。しかし、脂質が多いため、フライパンなどで、カリカリになるまで焼いて、脂肪をキッチンペーパーなどで吸い取ったり工夫しましょう。食べ過ぎには注意します。

(8)生姜

漢方にも使われています。体を温める効果、血流改善効果、消炎効果があります。生姜は食べ過ぎると胃に負担がかかるので、生姜はだいたい親指の第一関節ほどの大きさを1日の摂取量とします。

(9)ゼリー

ゼリーの元はゼラチン質です。ヘルニアに効く食べ物でコラーゲンの元になります。ゼリーはお菓子として食べられるため、糖質カロリーの取りすぎには注意します。

(10)魚の皮

鮭などの皮に血流を良くする「オメガ3脂肪酸」がたくさん含まれています。皮ごと食べるのがポイントです。

3世代家族の朝食風景

4)どんな食べ方・食べ合わせがオススメ?

豚肉、鶏肉をはじめ、ターメリックが含まれているなら、カレーライスとして食べると効率良く食べることが可能です。また、ニンニクを少々入れ、アクセントにして食べるとより効果的です。

大豆を使用するならば、お肉や野菜をたっぷり食べられる「豆乳鍋」や、豆腐をたくさん使った鍋料理などにするのも良いでしょう。特に、ニンニクや生姜を同時に食べることができたり、体が温まり、骨を支える筋肉の血流も良くなります。

5)注意しよう!食事をする上での4つの注意点とは?

(1)カロリーを控える

糖質や脂肪の少ない物を食べましょう。体に脂肪が付くと体重が増加し、余計に腰に負担がかかってしまいます。ダイエットをして体重を落とすだけでもだいぶ楽になります。

(2)間食は控える

食事以外にお菓子などの間食をすると、栄養バランスが悪いという事と、余分な体脂肪が付きやすくなります。なるべく間食は控えましょう。

(3)ジャンクフードは止める

高カロリーの代表です。太りやすい上に、高糖質、高脂肪、高塩分で、体の血流にも悪くなります。

(4)添加物の多い食事は避ける

カップ麺などのインスタント食品は添加物の塊と言われるほど添加物がほとんどです。内臓や血管など体に全体に負担がかかり、血流も滞ってしまいます。

6)ヘルニアの改善・予防に効果的な習慣とは?

とにかく姿勢を正す生活を心がけることです。本来背骨というのは、一般的にS字のようにカーブを描いているのが正しい基本姿勢です。猫背になると、椎間板がバランスをとることができず、ヘルニアがお腹方向へと負担がかかります。

立ったままの正しい姿勢の作り方は、頭のてっぺんから糸を吊ったようなイメージになりますが、この時、壁に立ち、後頭部や両肩、お尻やかかとがしっかり付くことが理想です。



今回のまとめ

1)ヘルニアとは「飛び出す」という意味です

2)代表的な種類は「椎間板ヘルニア」です

3)ヘルニアに良いとされる食材は10種あります

4)ヘルニアに良い食べ物は、カレーや鍋などにすれば効率よく取れます

5)間食を避け、バランスの良い食生活をします

6)とにかく正しい姿勢を保つことが大切です